激写された球審バット顔面直撃の決定的瞬間 米戦慄「驚異的な一枚」「心臓止まるかと」
米大リーグで起きた未曾有のアクシデントが注目を集めている。14日(日本時間15日)に行われた敵地ドジャース戦、エンゼルスのマイク・トラウト外野手の折れたバットが球審のマスクの隙間をすり抜け、顔面に直撃。この決定的瞬間を米地元紙のカメラマンが捉えていた。実際の写真は現地ファンを「心臓止まるかと思った」「驚異的な一枚だ」と驚愕させている。
大谷翔平の打席前に球審が交代する異例の事態
米大リーグで起きた未曾有のアクシデントが注目を集めている。14日(日本時間15日)に行われた敵地ドジャース戦、エンゼルスのマイク・トラウト外野手の折れたバットが球審のマスクの隙間をすり抜け、顔面に直撃。この決定的瞬間を米地元紙のカメラマンが捉えていた。実際の写真は現地ファンを「心臓止まるかと思った」「驚異的な一枚だ」と驚愕させている。
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球審にとっては不運だったとしか言いようがない。0-2で迎えた9回1死、エンゼルスのトラウトは直球に詰まり、センター前にポトリと落ちる安打を放った。この瞬間、バットが根元から折れ、そのまま回転しながらトムリンソン球審のマスクへ。先端は隙間をすり抜け、顔面に直撃した。
その場に倒れ込んだ球審は出血。ドジャースのトレーナーの処置を受けた後に退場し、異例の球審交代となった。米カリフォルニア州地元紙「パサデナ・スター・ニュース」のカメラマンのキース・バーミンガム氏はバット直撃の決定的瞬間を激写。自身のツイッターで公開した。
トラウトがバットの根元部分を握り、折れたバット部分が中腰で構えている球審のマスクをすり抜け、当たっている場面。文面には「ロサンゼルスのドジャースタジアムで、ネイト・トムリンソン球審がマイク・トラウトの折れたバットを顔面に受け、9回に試合を退いた」と記した。
危険な場面を捉えた一枚には、米ファンからもコメントが寄せられている。
「彼が無事だといいんだけど」
「危険な写真だ」
「驚異的な一枚だね」
「マジかよ」
「心臓止まるかと思った」
「どんな確率だよ」
「残酷だ」
「悪夢だろうね」
米スポーツメディア「ジ・アスレチック」によると、ドジャースのロバーツ監督は試合後に「彼の鼻に当たったと聞いた。(より悪い事態もありえたため)おそらく最善のシナリオだと思う。とても恐ろしい瞬間だったよ」とコメント。前代未聞のアクシデントが全米の肝を冷やしていた。
なお、この試合ではエンゼルスの大谷翔平投手は「3番・指名打者」で出場。9回の球審交代直後の打席で初球を二塁打とするなど2安打をマークした。これにより、メジャー通算431安打とし、日本人歴代7位の城島健司に並んだ。試合は0-2で敗れている。
(THE ANSWER編集部)