“160キロ暴投の奇跡”が再生80万回 “立役者”も仰天「あんなもの準備できない」
米大リーグで起きた“奇跡の暴投”の反響が拡大している。ヤンキースのアロルディス・チャプマン投手が投じた100マイル(約161キロ)の投球が大きく浮いてバックネットを直撃したが、跳ね返ったボールがそのままゲイリー・サンチェス捕手のもとへ。三塁を狙った二塁走者を刺すという珍場面となった。MLBは一連のシーンを公開すると「ぜんぜん見たことない!」と興奮の声が上がったが、1日で再生回数はおよそ80万回に到達。米メディアによると、立役者となった捕手も「考えられないよ」と仰天している。
ヤ軍バッテリーが演じた珍事の反響拡大、捕手サンチェス「考えられないよ」
米大リーグで起きた“奇跡の暴投”の反響が拡大している。ヤンキースのアロルディス・チャプマン投手が投じた100マイル(約161キロ)の投球が大きく浮いてバックネットを直撃したが、跳ね返ったボールがそのままゲイリー・サンチェス捕手のもとへ。三塁を狙った二塁走者を刺すという珍場面となった。MLBは一連のシーンを公開すると「ぜんぜん見たことない!」と興奮の声が上がったが、1日で再生回数はおよそ80万回に到達。米メディアによると、立役者となった捕手も「考えられないよ」と仰天している。
話題を呼んでいるのは、29日(日本時間30日)のアストロズ戦。延長に突入して迎えた10回2死二塁のピンチの場面、ヤンキースの速球王チャップマンがカウント2-2から投じた5球目だった。左腕から放たれた100マイル(約161キロ)の直球は大きく高めに外れた。捕手のサンチェスも触ることすらできず、捕球できない。二塁走者は当然、三塁を狙った次の瞬間だった。
チャップマンの“暴投”はバックネットのフェンスに直撃。すると、なんと綺麗に跳ね返り、振り返って立ち上がったサンチェスのもとへダイレクトに戻ってきたのだ。予期せぬ展開となったが、しっかりと反応して捕球すると、三塁へ腕を振った。矢のような送球で間一髪アウト。走者にとってはあまりに不運な展開となり、塁上で苦笑いを浮かべていた。
MLBは「なんて乱暴なプレー」とタイトルをつけ、公式ツイッターで“奇跡の暴投”シーンを動画付きで公開。「ぜんぜんぜんぜん見たことない!」「計算だよ」「トリックプレー!」などとファンの興奮を呼んでいたが、公開から1日で再生回数は80万に迫り、反響は拡大。さらに、ヤンキースの地元ニューヨークメディアも注目している。