錦織に敗戦ペール、序盤の猛攻に脱帽「とても厳しい出だし」「息もつけなかった」
「今夜は多くの悔しさがある。私のローランギャロスはあまりにも早く終わってしまった。2回戦だ。でも、いい試合だった。いい戦いだった。それは言える。前回のパフォーマンスを維持し、集中を切らさず、試合中も戦い続けることができた」
悔しさを滲ませながらも「いい試合」と振り返ったというペール。今大会に向け、背中に故障を抱えていたが、苦しみを乗り越えた。
「背中にはとても満足している。フィジカル的にはマドリードから100%の状態で戦えている。身体面の問題を自問自答することなくプレーができているよ。多くの治療とケアをしてきたけど、それが報われた。自分のプレーレベルに誇りを持っている。人生最高の試合はできなかったけど、素晴らしい試合だった。この瞬間を味わいたい。観衆の心を少しぐらい掴めたんじゃないかな」
敗れこそしたが、地元で演じた錦織との死闘を経て、復活に手応えを感じている様子だった。
(THE ANSWER編集部)