「オオタニが一晩中頭痛の種」 大谷翔平、今季最多勝粉砕13号&3安打に敵地NY紙も脱帽
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地メッツ戦に「3番・DH」で先発出場。13号2ランを含む3安打3打点と躍動した。今季リーグトップタイ7勝を挙げていたカルロス・カラスコ投手を粉砕。メッツの地元、ニューヨークメディアも「優れたベテラン投手であっても球界最高の打者相手には成す術なし」とお手上げ状態だ。
リーグトップタイ7勝を挙げていたカラスコをKO
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地メッツ戦に「3番・DH」で先発出場。13号2ランを含む3安打3打点と躍動した。今季リーグトップタイ7勝を挙げていたカルロス・カラスコ投手を粉砕。メッツの地元、ニューヨークメディアも「優れたベテラン投手であっても球界最高の打者相手には成す術なし」とお手上げ状態だ。
最多勝を獲得している35歳を完全にカモにした。大谷は二塁打、単打を放ち、迎えた5回1死二塁の第3打席。カラスコが投じた甘い変化球を見逃さなかった。右中間に飛んだ鋭い打球は本塁打ラインを越えるフェンス最上部に直撃。打球速度183キロの弾丸2ランは、2試合ぶりの13号となった。カラスコは結局、この回途中で9安打5失点降板。今季リーグトップタイ7勝を挙げている右腕が、よもやのKOで2敗目を喫した。
メッツの地元紙「ニューヨーク・デイリーニュース」も「カラスコにとっては、オオタニも一晩中頭痛の種だった。投手/打者のスペシャリストは土曜の試合では後者のみだったが、全ての打席でその存在感を感じ取ることになった」と言及した。
大谷が投手とした今カードに登板がないことに安堵しながら「打席のオオタニと対戦するのも相当大変なことだ」と評した。「カラスコほどの優れたベテラン投手であっても球界最高の打者相手には成す術なしということも時としてあるものだ。土曜夜は、そうした試合の一つだった」と絶賛した。
エンゼルスは大谷のほか、トラウトが2発、ウォルシュがサイクル安打を達成するなど、15安打11得点と打線爆発。メッツ投手陣を叩きのめした。
(THE ANSWER編集部)