自転車レース走行中、隣の選手を殴って失格の決定的瞬間 海外波紋「これは一発レッド」
自転車レースのクリテリウム・ドゥ・ドーフィネで、コロンビア人選手が並走していた他選手と口論の末に殴り、失格処分に。まさかの瞬間を海外メディアが続々報道し、ファンからも「これは一発レッドだ」「スポーツマンシップはどこに?」と批判が上がっている。
クリテリウム・ドゥ・ドーフィネでコロンビア人レーサーの行動に物議
自転車レースのクリテリウム・ドゥ・ドーフィネで、コロンビア人選手が並走していた他選手と口論の末に殴り、失格処分に。まさかの瞬間を海外メディアが続々報道し、ファンからも「これは一発レッドだ」「スポーツマンシップはどこに?」と批判が上がっている。
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驚きの場面が起きたのは10日のレース中だった。集団の隊列左側を走っていたフアン・セバスティアン・モラノ(コロンビア)は右側で並走していたユーゴ・パージュ(フランス)の体を突然、叩いた。さらにパージュの方を向いて指差し、何事かまくし立てている様子。そして、最後にはヘルメットを右手で叩いた。その間、パージュは抵抗することなく、走行していた。
パージュのコース取りを巡ってトラブルになった模様で、欧州衛星放送「ユーロスポーツ」は「フアン・セバスティアン・モラノがクリテリウム・ドゥ・ドーフィネのレース中にユーゴ・パージュを殴る狂気の瞬間」と公式インスタグラムで紹介。上空からとらえていた決定的瞬間を紹介した。
海外ファンからも「悲しい。これは一発レッド」「狂ってる」「12か月の出場停止」「モラノは締め出すべき」「アウト!!!」「恥ずかしいよ! レッドカードを受けるべき」「クレイジーかつ危険!!!」「スポーツマンシップはどこに?」「とんでもない」と批判が殺到した。
ロードレースチームの「UAE チーム・エミレーツ」公式ツイッターはモラノのコメントを紹介。「ゴールに向かうコースはスピードがあって緊迫しており、僕はつい興奮して危険なミスを犯してしまった。起こしてしまったことに対し、ユーゴ・パージュと全てのライダーに謝罪したい」と語ったという。さらに「なぜ失格になったのか理解している。後悔しており、ここから学んでいくとしか言えない」と反省し、前を向いた。
(THE ANSWER編集部)