大谷翔平、敵軍ベンチまで気遣う咄嗟の行動に米称賛「ボストンもショウヘイが大好き」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が、相手ベンチを気遣った咄嗟の行動が話題になっている。リアル二刀流で出場した9日(日本時間10日)、本拠地レッドソックス戦。打っては決勝12号2ランを放ち、投げても7回4安打1失点の力投で今季4勝目を挙げた。注目されたのが、登板中に相手ベンチを襲ったファウルに“注意喚起”する気遣い。このシーンに「なんて礼儀正しい」「良い人すぎる」などの称賛が集まっている。
登板時に相手ベンチ方向に飛んだファウル球を“注意喚起”
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が、相手ベンチを気遣った咄嗟の行動が話題になっている。リアル二刀流で出場した9日(日本時間10日)、本拠地レッドソックス戦。打っては決勝12号2ランを放ち、投げても7回4安打1失点の力投で今季4勝目を挙げた。注目されたのが、登板中に相手ベンチを襲ったファウルに“注意喚起”する気遣い。このシーンに「なんて礼儀正しい」「良い人すぎる」などの称賛が集まっている。
この日の最後の打者との対戦だった。7回2死走者なしでジョナサン・アラウスを迎えた大谷。内角低めに85マイル(約136キロ)を投じると、鋭い打球のファウルが一塁側の敵軍ベンチ方向に飛んだ。すると、大きな声を出して、一塁ベンチへ“注意喚起”。敵軍に気遣いを見せた。
「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家ロブ・フリードマン氏がこのシーンに脚光を浴びせた。自身のツイッターに「レッドソックスベンチにファウルが飛んで、大声を出して警告するショウヘイ」とつづって、実際の映像を公開。米ファンからは「みんなが怪我なく野球を楽しむことを考えている」「ボストンのみんなもショウヘイが大好き」「彼はなんて礼儀正しいんだ」「ショウヘイはクール」「地球上でショウヘイが1番好きだ」などのコメントが寄せられた。
大谷はこの後アラウスを空振り三振に打ち取り、降板。7回4安打1失点の好投でチームの14連敗をストップさせ、4勝目を手にした。10日(同11日)のメッツ戦では「2番・DH」で出場。4打数1安打で7試合連続安打を記録するもチームは3-7で敗れた。
(THE ANSWER編集部)