女子ゴルフ18歳尾関彩美悠が2位浮上 女優・小芝風花似という質問に答えは「あ~…」
国内女子ゴルフツアーの宮里藍サントリーレディス第3日が11日、兵庫・六甲国際GC(6527ヤード、パー72)で行われた。14位から出たルーキーの尾関彩美悠(フリー)は、5バーディー、ボギーなしの67で回って通算9アンダー。首位と3打差の2位タイに浮上した。渋野日向子と同じ岡山・作陽高出身で、昨年11月の最終プロテストにトップ合格した18歳。会見では、女優の小芝風花に「似ている」と言われていることや、「よく『何も考えてないね』と思われたりします」と明かすなど、不思議な雰囲気を醸し出した。
宮里藍サントリーレディス第3日
国内女子ゴルフツアーの宮里藍サントリーレディス第3日が11日、兵庫・六甲国際GC(6527ヤード、パー72)で行われた。14位から出たルーキーの尾関彩美悠(フリー)は、5バーディー、ボギーなしの67で回って通算9アンダー。首位と3打差の2位タイに浮上した。渋野日向子と同じ岡山・作陽高出身で、昨年11月の最終プロテストにトップ合格した18歳。会見では、女優の小芝風花に「似ている」と言われていることや、「よく『何も考えてないね』と思われたりします」と明かすなど、不思議な雰囲気を醸し出した。
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ルーキーの尾関が初めて優勝争いに加わった。3番パー3で5メートルのバーディーパットを決めると、6番パー3、7番パー4でもスコアを伸ばした。アイアンショットはピンに絡み、チャンスをものにするゴルフ。声援を受けると、愛らしい笑顔で応えた。
「私、中学の頃から春先が不調で、今年もそんな感じでした。でも、リゾートトラストレディス(5位)から、ものすごくショットが良くなって、アプローチ、パットもいい感じになってきました。グリッププレッシャーが強かったことに気付いて、リラックスしながら打っているのがいいのかもしれません」
昨年11月の最終プロテストは、狙ってトップ合格を果たした。だが、翌12月のツアー最終予選会(QT)は、最終日に79と崩れて58位に終わった。結果、今季ツアーは主催者推薦出場に限られ、今大会で7戦目。そのうち4試合は予選落ちしているが、前々週のリゾートトラストレディスで5位に入り、暫定リランキングは35位に浮上した。
だが、本人はそれどころか、視野に入っているツアー初優勝、全英女子オープン出場権(上位2人、タイの場合は世界ランキング上位者優先)獲得も意識していないという。
「私、全然、何も考えてないんです。何位に入れば何ポイントになるかも知らないですし、自分のゴルフをしていけば、優勝や全英も後から付いてくるかな~と思います。よく友達からも、『何も考えてないね』と言われて、『考えてるよ』と言い返したりもしますが、本当に何も考えていない時があったりします(笑)」
何を聞かれても、緩やかに返す口調は小祝さくらに通じる。そして、容姿について「小芝風花さんに似ていると言われませんか?」と問われると、「あ~、よく言われます」と照れ笑いした。
そんなおっとりした18歳だが、「同期合格組で一番先に優勝したいですか?」と聞かれた時だけは、「あっ、それは一番思います」と即答した。そのビッグチャンスは目の前にあり、初めての最終日最終組でも、尾関はマイペースで18ホールを回り切るつもりだ。
(THE ANSWER編集部)