大谷翔平、力投中に起きた“超危険シーン”に米ヒヤリ「頭が串刺しになりそうだった」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地レッドソックス戦に「2番・投手兼DH」で先発出場。打っては5回に10戦ぶりの12号逆転2ランを放ち、投げては7回4安打1失点と力投。5-2の勝利に貢献し、チームの連敗を「14」でストップさせた。2回には99マイル(約159キロ)の速球で折れた相手のバットが、マウンド上の大谷の頭スレスレを飛んで行くハプニングが発生。危機一髪の瞬間に米記者も「恐ろしい瞬間」と肝を冷やしている。
レッドソックス戦であわや惨事
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地レッドソックス戦に「2番・投手兼DH」で先発出場。打っては5回に10戦ぶりの12号逆転2ランを放ち、投げては7回4安打1失点と力投。5-2の勝利に貢献し、チームの連敗を「14」でストップさせた。2回には99マイル(約159キロ)の速球で折れた相手のバットが、マウンド上の大谷の頭スレスレを飛んで行くハプニングが発生。危機一髪の瞬間に米記者も「恐ろしい瞬間」と肝を冷やしている。
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あわや惨事だった。0-0の2回1死三塁。大谷が投げ込んだ3球目だった。99マイルの速球を左打席のフランチー・コルデロがとらえるも、バットは真っ二つに折れ、尖った破片がマウンドに向かって飛んで行った。大谷は打球方向を見ていたこともあり、気付いていない。頭をかすめるように破片は落ち、驚きの混じった苦笑いを浮かべたが、これには球審もまるで自分が当たりそうになったかのようにビクリと体を動かしていた。
実際の映像を「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家ロブ・フリードマン氏が自身のツイッターで公開。文面で「ショウヘイ・オオタニは、折れたバットに当たりそうになった……」と注目すると、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者も自身のツイッターで「恐ろしい瞬間」と投稿した。
米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」公式ツイッターは「ショウヘイの頭が串刺しになりそうだったが、それでも彼はチャーミングにいなした」と大谷の表情に脚光を浴びせていた。エンゼルスはこの試合前まで球団史上ワーストの14連敗。7日(同8日)にはジョー・マドン監督が試合前に電撃解任された。それでも勝利が掴めなかったが、昨季MVPの大谷が投打の大活躍で6月初勝利をもたらした。
(THE ANSWER編集部)