藤田さいきが「66」好発進 同学年・宮里藍からスタート前にツッコミ「真面目にね笑」
最も低い3パット率&好スコアに喜び「頑張ってるな、私」
好調の理由は7年前、父・健氏の紹介で出会った埼玉西武ライオンズの元トレーナー黒岩祐次氏と取り組んできたトレーニングの成果など複数の要因がある。健氏は以前、「THE ANSWER」の取材に「娘は黒岩さんから歩く時の疲れにくい姿勢も会得しました。それが理想的なアドレスにもつながりました。結果、徐々に状態が上がり、今、娘の体は20歳ぐらいに若返ってきています。今季のドライバー飛距離(ツアー3位、250.29ヤード)の要因です」と明かしている。
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本人はこの日の好スコアを「グリーンスピードとパットの感覚が合いましたし、パターからドライバーまでまとまっていました」と分析。その上で「今はゴルフを楽しみながらやれています。(1年に)2位2回はなかなかないし、悔しさよりも手応えがありますね。何でも受け止めている自分がいるし、『すごく頑張っているな、私』と思います」と振り返った。
ただ、まだ残り3日ある。経験豊かな36歳は「4日間、戦う体力を失わないようにします。天気がいい明日までは、頑張ります。その後はまた考えますが、まずは心と体の準備をします。そのために良く寝てよく食べようと思います」と言った。会見の最後、現段階で3パット率が最も低い選手と伝えられると、「え~、私、パットうまいじゃん。あっ、でも、今日は(3番で)3パットしましたよ」と照れ笑い。その明るさも力に、11年ぶりの優勝を狙っていく。
(THE ANSWER編集部)