稲見萌寧、全英女子OPは出場回避か「行きたい気持ちあるが、上位に行ける自信少ない」
国内女子ゴルフツアーの宮里藍サントリーレディスが9日、兵庫・六甲国際GC(6527ヤード、パー72)で開催される。8日はプロアマ大会後、前週のリシャール・ミル ヨネックスレディスで今季初優勝を飾った稲見萌寧(Rakuten)が会見。全米女子オープンに続き、出場権を持っている全英女子オープン出場も見送る意向を示した。
9日から宮里藍サントリーレディス
国内女子ゴルフツアーの宮里藍サントリーレディスが9日、兵庫・六甲国際GC(6527ヤード、パー72)で開催される。8日はプロアマ大会後、前週のリシャール・ミル ヨネックスレディスで今季初優勝を飾った稲見萌寧(Rakuten)が会見。全米女子オープンに続き、出場権を持っている全英女子オープン出場も見送る意向を示した。
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稲見の表情は明るかった。プロアマ戦を終えると、「いつものことですが、(試合前は)仕上がっていないですね」と言ったが、前週にツアー11勝目を飾った思いを問われると、笑顔で返した。
「(10勝した後は)サインの横に漢字で『十』と入れていたのですが、それを今は(洋数字の)11にしています。『十』のサインを持っている人が多くなったと思いますが、年に1回は勝ちたかったので、シーズン前半のうちに勝てて良かったです」
リシャール・ミル ヨネックスレディスが開催された前週、米国では全米女子オープンが開催されていた。稲見も出場資格はあったが、エントリーはせず。この日、8月の全英女子オープンについても、出場を回避することを示唆した。
「全英は特別な試合なので、行きたい気持ちはあるのですが(今の状態で)海外に行って上位に行ける自信は少ない。日本でしっかりやって、成績を出すことに集中したいと思っています」
昨年の宮里藍サントリーレディスでは、青木瀬令奈に4打差を逆転されて2位になった。自身にとって、最終日を首位で迎えながら初めて優勝できなかった試合で、「ちょっと引きずって苦しんだ」という。だが、前週の逃げ切り優勝で現在はメンタル的にもいい状態。会場では、大会アンバサダーの宮里藍から「優勝、おめでとう」と声を掛けられ、「気持ちがほっこりしました」と喜びを表現した。
(THE ANSWER編集部)