ザギトワ、ウドムルト共和国に凱旋 将来の夢を告白「コーチになりたいです」
地元のリンクで明かした「将来の夢」とは
同知事は「私たちはもちろん、あなたに秋田犬はプレゼントしませんが……これもまた価値のある贈り物です。私はあなたが家族の住宅状況を良くしたいという夢を持っていると聞きましたよ」と話し、日本から秋田犬「マサル」がプレゼントされたことを引き合いに出しながらザギトワに語った。
これに対し、ザギトワは「ありがとうございます! もし、あなたのお許しがあるならこのマンションを両親にプレゼントしてもいいですか?」と話し、両親に贈る孝行ぶりを見せたという。さらに、今回の凱旋では出身地のイジェフスクのスケートリンクで地元の子供たちに対し、特別教室を実施した。
「教えるのは難しい。本当にすべてのコーチにいいスケーターがくることを願ってます。(コーチとスケーターに)お互いの理解が必要です。小さい子供の潜在能力を見定めるのは難しい」と語った一方、「私は将来、フィギュアスケートのコーチになりたいです。経験を小さなスケーターたちに伝えたい」と夢も明かしたという。
弱冠15歳にして五輪女王に輝き、世界に大きなインパクトを与えたザギトワ。英雄の凱旋に故郷も大きな盛り上がりを見せているようだ。
(THE ANSWER編集部)