“お騒がせ男”ネリがまた… “ペナルティ無視”の復帰戦を今度はドタキャンへ
プロボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチで山中慎介を破ったルイス・ネリ(メキシコ)がまたもやお騒がせだ。体重超過で王座を剥奪され、WBCから無期限資格停止処分、日本ボクシングコミッション(JBC)から日本での活動永久停止処分を課されていたネリ。6月18日にバンタム級で復帰戦を発表していたが、命令無視に対し、WBCが「重大な混乱を引き起こした」と声明文を発表。すると、ネリは復帰戦の中止を急遽決断したと米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。
山中戦の体重超過の罰則を“無視”も…WBC声明文「世界のBOX界に重大な混乱」
プロボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチで山中慎介を破ったルイス・ネリ(メキシコ)がまたもやお騒がせだ。体重超過で王座を剥奪され、WBCから無期限資格停止処分、日本ボクシングコミッション(JBC)から日本での活動永久停止処分を課されていたネリ。6月18日にバンタム級で復帰戦を発表していたが、命令無視に対し、WBCが「重大な混乱を引き起こした」と声明文を発表。すると、ネリは復帰戦の中止を急遽決断したと米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。
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昨年8月に山中の国内最多13連続タイトル防衛を阻んでいたネリ。試合前に行ったドーピング検査で陽性反応を示し、WBCから再戦を命じらていた。そして、3月の再戦では前日計量に5ポンド(約2.27キロ)超過し、試合前時点で王座剥奪。WBCから無期限資格停止処分を受けていた。しかし、ネリはWBCの厳罰を無視する行動に出ていた。
6月9日にメキシコ・ティファナでジェトロ・パブスタン(フィリピン)と復帰戦を行うことを発表していたのだ。すると、WBCは元王者の度重なる違反行為に激怒。公式サイトで声明文を発表していた。
「世界ボクシング評議会(WBC)は、元WBCバンタム級王者ルイス・ネリが対戦予定を決め、世界のボクシングコミュニティに重大な混乱を引き起こしたことをメディアを通じて知らされました。彼は現在、3月2日の申し渡しに従いWBCから現在無期限資格停止を受けています。彼の代理人とともに、ルイス・ネリは3月9日に公聴会に出席。このWBCの聞き取り調査でリングにこのボクサーが復帰する最善の方法を考慮した末に、合意に至りました。それは最終的に、彼がWBCの王者を争うためのものでもありました」