変化するアーバンスポーツの立ち位置 横浜で開催された無料イベントで見えた可能性
真夏を思わせる陽気だった6月4、5日の2日間、横浜の観光スポットでもある赤レンガパークで「YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL」が初開催された。五輪競技となり人気急上昇のスケートボード、ブレイキンに加え、BMXフラットランド、ダブルダッチ、パルクール、キッズチェイスタグの6種目を実施。無料イベントということもあり、両日合わせて約5万人もの幅広い層の人々が、これまでのスポーツの概念を覆すエキサイティングなパフォーマンスの数々を楽しんだ。
赤レンガパークで「YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL」初開催
真夏を思わせる陽気だった6月4、5日の2日間、横浜の観光スポットでもある赤レンガパークで「YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL」が初開催された。五輪競技となり人気急上昇のスケートボード、ブレイキンに加え、BMXフラットランド、ダブルダッチ、パルクール、キッズチェイスタグの6種目を実施。無料イベントということもあり、両日合わせて約5万人もの幅広い層の人々が、これまでのスポーツの概念を覆すエキサイティングなパフォーマンスの数々を楽しんだ。
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昨夏の東京五輪で日本人選手が大活躍し、今、大きな注目を浴びているスケートボードは2日間にわたって競技を開催。5日に行われたSKATE ARK女子・決勝では、X-Gamesで4位入賞の15歳、織田夢海が優勝。2位、3位にはともに13歳の赤間凛音(りず)、上村葵が入った。
東京五輪で金メダルの西矢椛、銅メダルの中山楓奈が出場する中、織田はスケートボードを回転させた後に後輪の金具で手すりを滑るキックフリップフィーブルグラインドの大技を成功させて優勝。東京五輪に出場できない悔しさも味わったが、その想いを着実に成長に繋げている。「女子でも男子でも大技のキックフリップフィーブルグラインドを決められたのが嬉しかったです。やっと(表彰台の)真ん中に立てたので、めっちゃうれしいです」と満面の恵美で喜んだ。
SKATE ARK男子・決勝では、22歳の石塚佑太が優勝。15歳の佐々木音憧(とあ)、同じく15歳の渡邊星那が続いた。
2024年のパリ五輪から正式競技となるブレイキンは4日、チームで対決するクルーバトルを実施。年齢や性別を問わないオープン参加で、予選では小学生チームと20代のベテランチームが対戦する場面も。中で頂点に立ったのは、ブレイキン強化指定選手にもなっているAmiらを擁する名門・GOOD FOOTクルー。オリジナリティ溢れるダンスでバトルを制した。