ゴルフ全米女子OPで「寿司屋の娘」が2位 賞金1.4億円獲得「最後はお腹が痛かった」
米女子プロゴルフ(LPGA)の今季メジャー第2戦、全米女子オープン(OP)は5日、ノースカロライナ州パインニードルズGC(6638ヤード、パー71)で最終日が行われ、ミナ・ハリガエ(張替美那・米国)が1バーディー、2ボギーの72で回り、通算9アンダーの2位で大会を終えた。日系米国人の32歳ハリガエは、賞金108万ドル(約1億4102万円)を獲得したことについて「とても幸せ」だと話した。米メディアが伝えている。
日系米国人のミナ・ハリガエが全米OP2位
米女子プロゴルフ(LPGA)の今季メジャー第2戦、全米女子オープン(OP)は5日、ノースカロライナ州パインニードルズGC(6638ヤード、パー71)で最終日が行われ、ミナ・ハリガエ(張替美那・米国)が1バーディー、2ボギーの72で回り、通算9アンダーの2位で大会を終えた。日系米国人の32歳ハリガエは、賞金108万ドル(約1億4102万円)を獲得したことについて「とても幸せ」だと話した。米メディアが伝えている。
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首位と3打差で出たハリガエは、ボギーが先行する苦しいラウンドとなったが、15番ではバーディーを奪うなど奮闘。この日1オーバーで、優勝したミンジ・リー(オーストラリア)を捉えることこそ出来なかったものの、2位選手としてはLPGA史上最高額となる賞金108万ドルを獲得した。
ハリガエは、カリフォルニア州モントレー出身の32歳。寿司屋を経営する両親のもとで幼少期からゴルフに打ち込み、12歳でカリフォルニア州女子アマチュア選手権で優勝した。17歳で全米女子パブリックリンクス選手権で優勝すると、米国屈指の女子ゴルフチームを持つデューク大に入学。2009年にプロ転向し、下部ツアーのフューチャーズで3勝し賞金女王になると、翌年にLPGAツアーのメンバー資格を得た。
ここまでLPGAツアーでの優勝がないハリガエだが、今季の全米OPでは初日に7アンダーの好スタートで首位に立つと、第2日、第3日もスコアを伸ばし、最後までメジャー初優勝が狙える位置でラウンドした。米専門局「ゴルフチャンネル」は「ミナ・ハリガエが良い週を過ごし、キャリア最高のメジャー大会フィニッシュ 2位で100万ドル以上を持ち帰る」との見出しで記事を掲載した。
記事では、「人生を変える賞金」と1億円を超える高額賞金に脚光。「ハリガエはキャリア獲得額の37%にあたるほどの賞金を獲得した」と説明した。ハリガエは「嘘はつかない。最後の数ホールはお腹が痛かった。かなりのストレスを感じていた。でも1ショット1ショットに集中し、しっかりとコンタクトして良いパターを打っていた」「賞金だけでなく、メジャーでの単独2位は本当に嬉しい」と満足げだったようだ。
(THE ANSWER編集部)