地元実況席に飛び交った日本語「SUGOI！」

　米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は29日（日本時間30日）、本拠地ブルージェイズ戦で「2番・指名打者」で先発出場し、初回と3回に2打席連発の本塁打。地元放送局は圧巻のビッグフライに「スゴイ！」と日本語連発で称賛している。

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　初回に6試合ぶりの10号ソロでエンゼルスタジアムを沸騰させた大谷。3回の第2打席に規格外のパワーを見せつけた。無死一塁、カウント2-2から相手先発ベリオスの真ん中高めの速球を強振した。

　地元ロサンゼルスで中継している「バリースポーツ・ウェスト」の実況パトリック・オニール氏は「センターに持っていった。ショウヘイ・オオタニが打球を睨んだ！」と確信歩きに声を上げた。柵越えすると「なんてことだ！　マルチ本塁打だ、SUGOI！（スゴイ！)」と最後は日本語で絶賛した。

　メジャー通算132勝の元投手、解説マーク・グビザ氏は「ショウヘイ！　ショー・ミー・ザ・パワー！」と続いて絶叫した。翔平の名前にかけながら、バックスクリーンに運んだパワーを評価した。

　さらに「かっ飛ばした！　ショウヘイ・オオタニ！　スゴイ！　破壊しました」と称賛。大興奮の地元放送席に日本語が飛び交っていた。