女子選手の“怒りの行動”で子供が号泣 テニス全仏OPで海外衝撃「冷静さを失った」
26日に行われたテニスの全仏オープン女子シングルス2回戦で、選手が投げつけたラケットが観客席の子供に恐怖を与え、子供が号泣してしまう出来事があった。世界ランク63位のイリーナ・ベグ(ルーマニア)の行いについて、ロシアメディアも報じている。
ルーマニア選手が怒りのラケット投げ
26日に行われたテニスの全仏オープン女子シングルス2回戦で、選手が投げつけたラケットが観客席の子供に恐怖を与え、子供が号泣してしまう出来事があった。世界ランク63位のイリーナ・ベグ(ルーマニア)の行いについて、ロシアメディアも報じている。
ベグは2回戦で同31位のエカテリーナ・アレクサンドロワと対戦。ともに1セットずつを奪って迎えた第3セット途中の出来事だ。2ゲームを先取されたベグは、怒りのあまりラケットをベンチに投げつけた。すると、ラケットは観客席の方へ。この瞬間を目の当たりにした子どもが、恐怖から大声で泣き出してしまった。
このシーンをロシア放送局「ロシアトゥデー」は「イラついたテニス選手がラケットを投げて、子どもを泣かせる」との見出しで記事を掲載。「イリーナ・カメリア・ベグは対戦中、怒りで冷静さを失ってしまった」と紹介している。
記事では「ラケットを投げると、観客席の方向へ飛んだ。それを目の当たりにした子供は恐怖から大声で泣き始めてしまった」と現地の様子を伝え、ベグがブーイングを浴びたこと、スポーツマンらしくない行動をしたことでコード・バイオレーションが与えられたことなどを説明している。
ベグはこの後、第3セットを逆転でものにして2-1(6-7、6-3、6-4)で勝利。泣かせてしまった子供を抱きかかえ、記念写真も撮っていた。
(THE ANSWER編集部)