エンゼルスが“怠慢走塁”で得点逃す 減速した走者に米記者嘆き「おかしなプレーだ」
米大リーグ・エンゼルスは26日(日本時間27日)の本拠地ブルージェイズ戦に3-6で敗れた。この試合では、走塁中のちょっとした気の緩みが原因でエンゼルスに得点が入らなかったシーンも。リプレー検証まで行われたが、米国のエンゼルス番記者は「おかしなプレーだ」と嘆いている。
走者ダフィーが本塁手前でなぜか失速
米大リーグ・エンゼルスは26日(日本時間27日)の本拠地ブルージェイズ戦に3-6で敗れた。この試合では、走塁中のちょっとした気の緩みが原因でエンゼルスに得点が入らなかったシーンも。リプレー検証まで行われたが、米国のエンゼルス番記者は「おかしなプレーだ」と嘆いている。
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2-5と3点ビハインドの6回。1死一、三塁の好機を作ったエンゼルスは、代打にジャレッド・ウォルシュを送った。しかし一ゴロに打ち取られ、ベースを踏んだ一塁手が二塁に送球。一塁走者スタッシもタッチアウトで、ダブルプレーとなった。ただ、ここでマドン監督がリプレー検証を要求。一塁走者のタッチアウトより、三塁走者ダフィーのホームインの方が先で、1点が認められるのではないかとの主張だった。
しかし、ダフィーはホームイン直前にスピードを緩めてしまっていた。そのままの速度で駆け抜けていれば得点が認められていた可能性はあったが、判定は覆らず。2点差に迫れたはずが、お粗末な走塁で得点を逃してしまった。
米地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のエンゼルス番のジェフ・フレッチャー記者は、このシーンを全体的に見渡せる角度から撮影した動画をツイッターに公開。文面に「三塁走者のダフィーは一塁走者スタッシより速く走れたが、ダフィーが一生懸命走っていなかったので、得点が認められなかった。ほとんど見られないが、おかしなプレーだ」と記して、減速したダフィーを嘆いた。
米ロサンゼルスのラジオ局「KLAA」の番組「エンゼルス・リキャップ・ポッドキャスト」でホストを務めるトレント・ラッシュ氏も「得点ならず。ダフィーは最後の数ステップ、抜いて走った」と投稿。ダフィーの走塁を見逃さなかった。
なお、大谷翔平投手は「3番・投手兼DH」で先発出場。打者として2打数無安打1打点、投手としては10奪三振を記録するも6回6安打5失点で3敗目を喫した。
(THE ANSWER編集部)