[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

16歳で電撃発表した女子選手ら フィギュア界で今オフ相次ぐ引退、ISUが挙げた背景とは

フィギュアスケートで今オフ、引退が相次いでいる。国際舞台で活躍したトップ選手が続々表明。国際スケート連盟(ISU)公式サイトが状況をまとめ、日本の宮原知子、16歳で電撃発表したアリサ・リウ(米国)らを紹介している。

現役時代の宮原知子さん【写真:Getty Images】
現役時代の宮原知子さん【写真:Getty Images】

宮原知子、アリサ・リウらトップ選手が「五輪のサイクル」節目に続々決断

 フィギュアスケートで今オフ、引退が相次いでいる。国際舞台で活躍したトップ選手が続々表明。国際スケート連盟(ISU)公式サイトが状況をまとめ、日本の宮原知子、16歳で電撃発表したアリサ・リウ(米国)らを紹介している。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)

 昨年9月から本格的に始まったシーズンが、今年3月の世界選手権をもって終了。以降、例年以上に各国で引退表明するスケーターが増えている。

 理由は五輪シーズンにある。ISU公式サイトは「多くのアスリートが五輪のサイクル(4年サイクル)を考えており、五輪シーズンが終わると、スケーターたちにとってはしばしば引退を選ぶ時となる」と背景を指摘。「彼らは目標を達成したか、次のステップへ進む準備が出来たということ。2021-22年シーズン終りも例外ではなく、多くのスケーターがキャリアの終りを告げた。その何人かには長年ファンがついていた」と記し、引退を表明した選手たちをまとめた。

 最初に宮原を取り上げた。世界選手権2度のメダル獲得、日本選手権4度の優勝などのキャリアを紹介。今後はプロスケーターを目指すと伝えた。

 ほかにもシングル選手で、男子では五輪4度出場の32歳ミハル・ブレジナ(チェコ)、同3度出場の34歳オレクシイ・ビチェンコ(イスラエル)、同1度出場の田中刑事(日本)、2014年世界ジュニア王者の24歳ナム・グエン(カナダ)。女子では今年の北京五輪7位&世界選手権3位と結果を残しながら16歳で電撃発表し、フィギュア界を驚かせたリウのほか、平昌五輪12位の22歳エリザベート・トゥルシンバエワ(カザフスタン)を紹介した。

 また、アイスダンス、ペアを含め、多くの選手が競技から別れを告げたことを紹介。記事では「他の選手はまだ決断について検討中か、引退を今後発表するだろう。多くの場合、スケーターたちはフィギュアスケート界との繋がりを維持する。何人かはショーで演技し、また何人かはコーチや振付師として別のキャリアをスタートさせる」とも触れており、ファンにとってはつらい季節ともなっている。

 それでも、2022-23年シーズンからは2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪に向けた戦いが始まる。新時代のスケーターとの“出会い”が待たれる。

(THE ANSWER編集部)


W-ANS

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集