球速161kmで横43cm移動 映像編集を疑う声も出た変化球に米衝撃「これはヤバすぎる」
米大リーグでドジャースの23歳右腕が投じた高速変化球が注目を集めている。24日(日本時間25日)のナショナルズ戦。8回に登場したブラスダー・グラテオル投手は100マイル(約160.9キロ)のシンカーで三振を奪った。米ファンからは「速度上げるか編集してないの?」「何だこりゃ」と仰天の声が上がっている。
打者ガックリの変化球に米投球分析家も注目
米大リーグでドジャースの23歳右腕が投じた高速変化球が注目を集めている。24日(日本時間25日)のナショナルズ戦。8回に登場したブラスダー・グラテオル投手は100マイル(約160.9キロ)のシンカーで三振を奪った。米ファンからは「速度上げるか編集してないの?」「何だこりゃ」と仰天の声が上がっている。
打者の手が出なかった。ドジャースが9-4とリードして迎えた8回。この回から登板したグラテオルは2死走者なしで右打席にレーン・トーマスを迎えた。2-2と追い込んだ5球目。力を込めて投じられた100マイルの速球はプレート手前で急激に変化。外角から鋭く曲がってストライクゾーン真ん中に収まり見逃し三振。これにはトーマスも、頭を垂れてベンチに戻るしかなかった。
MLB公式サイトはシンカーと表示。実際の動画を米投球分析家ロブ・フリードマン氏が自身の公式ツイッターで公開し、この1球を「馬鹿げてる」と評し、「17インチ(約43センチ)の変化」と説明した。米ファンからは「マジかよ」「何だこりゃ」「これはヤバすぎる」「クレイジーだよ」「打者はどうしろっていうんだ?」とコメントが寄せられ、あまりの球速と変化に「編集してるように見えるぞ」「速度上げるか編集してないの?」と映像編集を疑う声もあった。
グラテオルはベネズエラ出身、23歳の速球派右腕。20年2月に前田健太投手とのトレードでツインズからドジャースに加入し、新天地3年目を迎えた今季もすでに17試合に登板している。この日は9回もマウンドに上がり、2イニングを1安打無失点1奪三振の力投で9-4の勝利に貢献した。
(THE ANSWER編集部)