鈴木誠也、二塁打の直前に目撃されていた“さりげない善行” 米注目「良い報いに」
米大リーグのカブス・鈴木誠也外野手は23日(日本時間24日)、敵地レッズ戦に「3番・右翼」で先発。4回の第2打席に左中間フェンス直撃の二塁打を放った。地元メディアは鈴木がこの直前にしていた“善行”に注目。「良い報いとなった」と称賛している。
レッズ戦に「3番・右翼」で先発出場
米大リーグのカブス・鈴木誠也外野手は23日(日本時間24日)、敵地レッズ戦に「3番・右翼」で先発。4回の第2打席に左中間フェンス直撃の二塁打を放った。地元メディアは鈴木がこの直前にしていた“善行”に注目。「良い報いとなった」と称賛している。
鈴木には当たり前の行動だったかもしれない。4回先頭の第2打席で、ホームベースに顔を近づけた。すると、右手でプレートの上にあった砂をササっと払いのけた。ベースをより綺麗にした後、カウント3-1からの5球目をとらえて左中間フェンスに直撃する二塁打とした。
日本人ルーキーが口火を切ったカブス打線は繋がり、打者7人の猛攻でこの回4点を先制した。鈴木が打席で見せたさりげない“善行”に地元メディアも注目。米地元放送局「マーキー・スポーツ・ネットワーク」公式ツイッターは実際の映像を公開して、文面に「これが良い報いとなった。本塁を綺麗にしたセイヤは打球速度110.1マイル(約177キロ)の二塁打を放つ」と記した。
また、カブス専門メディア「ブリーチャー・ネーション」のマイケル・セラミ記者も自身のツイッターで「セイヤ・スズキはいつもプレートを綺麗にしている」とつづり、同じシーンに脚光を浴びせた。
鈴木はこれまでにもネクストバッターズサークルでスプレーを整理整頓する姿が中継映像で抜かれるなど、愛されるキャラクターとともに礼儀正しさも米国で話題になったことがある。この試合は3打数1安打2四球で2得点。盗塁1つも記録する活躍で、チームの7-4の勝利に貢献。カブスは2連勝となった。
(THE ANSWER編集部)