後逸していないのにボールを追いかけた三塁手、実は好プレーで米注目「何てフェイク」
米大リーグで生まれたトリックプレーに注目が集まっている。ドジャースは22日(日本時間23日)、敵地でフィリーズと対戦。三塁手のジャスティン・ターナー(ドジャース)か見せた“頭脳プレー”に米ファンからは「頭を使ったプレー」「IQ1万」などの声が集まっている。
ドジャースのジャスティン・ターナーが“頭脳プレー”を披露
米大リーグで生まれたトリックプレーに注目が集まっている。ドジャースは22日(日本時間23日)、敵地でフィリーズと対戦。三塁手のジャスティン・ターナー(ドジャース)か見せた“頭脳プレー”に米ファンからは「頭を使ったプレー」「IQ1万」などの声が集まっている。
走者を騙した。ドジャースが1点リードで迎えた延長10回の守備。無死二塁の状況で、相手打者ギャレット・スタッブスが遊撃へ内野安打を放つ。一塁送球の間に、二塁走者J.T.リアルミュートは三塁に向かった。一塁手が三塁に送球するもセーフ。しかし、トリックプレーはこの後生まれた。
送球を受けた三塁手ターナーが、まるで後逸したかのような動きを見せたのである。騙されたリアルミュートは本塁へ向かおうとしたが、実際は球を持っているターナーがベースを離れたところにタッチ。頭脳プレーが完成し、走者はアウトとなった。
37歳ベテランの“演技力”に注目したのが米スポーツメディア「ブリーチャー・リポート」の野球専門公式ツイッター「BRウォークオフ」。文面に「延長イニングでターナーがリアルミュートを騙した」と記して、実際の映像を公開。米ファンからは「頭を使ったプレー」「IQ1万」「脱帽だ」「何というフェイクアウト」「素晴らしいプレー」「スマートだ」などの声が寄せられた。
ピンチを脱したかに見えたドジャースだったが、この後2死二塁、三塁となり、二塁手のマックス・マンシーが今度は本当に打球を後逸。2人の走者が還り、3-4でサヨナラ負けを喫してしまった。
(THE ANSWER編集部)