2戦連続予選落ちから蘇った西郷真央 今季5勝目に王手「ジャンボさんの教え生かして」
国内女子ゴルフツアーのブリヂストンレディス第3日が21日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6713ヤード、パー72)で行われた。今季4勝の20歳・西郷真央(島津製作所)が、4バーディー、1ボギーの69で通算10アンダー。首位をキープし、今季5勝目に王手をかけた。最終日は2位で同期の山下美夢有(加賀電子)と14歳上の有村智恵(フリー)との最終組。いつも通り、隙のないゴルフで3戦ぶりの5勝目を目指す。
ブリヂストンレディス第3日
国内女子ゴルフツアーのブリヂストンレディス第3日が21日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6713ヤード、パー72)で行われた。今季4勝の20歳・西郷真央(島津製作所)が、4バーディー、1ボギーの69で通算10アンダー。首位をキープし、今季5勝目に王手をかけた。最終日は2位で同期の山下美夢有(加賀電子)と14歳上の有村智恵(フリー)との最終組。いつも通り、隙のないゴルフで3戦ぶりの5勝目を目指す。
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西郷は今日もパーを拾い続け、チャンスはものにした。18ホール中、10ホールでパーオンできなかったが、ボギーは1つのみ。15番パー4ではチップインバーディーを決め、他の8ホールではパーをセーブした。
「今日は番手間の距離が残って、なかなか気持ち良くショットができませんでした。ただ、18番の第3打では、ピッチングウエッジで抑え目に打って、やっといいショットができました。それがうれしかったです」
西郷は直近2週連続の予選落ちがなかったかのように、強さを取り戻している。師匠の尾崎将司から15日、16日と2日かけて指導を受け、ショットを修正できたからだ。頼れる師匠は、同じコースで昨年まで開催されていたブリヂストンオープンに2度優勝(88年、97年)。だが、コースの特徴、マネジメント法などは一切聞かされていないという。
もっとも、尾崎は西郷のことを「ゴルフ脳はトップ」と評価し、西郷自身もコースマネジメントに自信を持っている。同期の山下とは認め合う仲、有村については「アプローチがすごくうまい」とリスペクト。だが、最後は自分が笑うべく、「ジャンボさんからの(スイングの)教えを生かして、頑張りたいです」と言葉に力を込めた。
(THE ANSWER編集部)