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渋野日向子と練ラン上野菜々子が7位浮上 名前の由来は大物女優「似てないですけど…」

国内女子ゴルフツアーのブリヂストンレディス第3日が21日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6713ヤード、パー72)で行われた。16位から出た上野菜々子(コーナン)は、4バーディー、ボギーなしの68で回って通算6アンダー。7位に浮上した。かつて同じコーチに指導を受けていた関係で、大会前には渋野日向子(サントリー)と練習ラウンド。姉弟子の楽しみながらも集中力あふれるプレーに刺激を受け、一打に集中できたと明かした。首位は通算9アンダーで西郷真央(島津製作所)。

ブリヂストンレディス、通算6アンダーで7位に浮上した上野菜々子【写真:Getty Images】
ブリヂストンレディス、通算6アンダーで7位に浮上した上野菜々子【写真:Getty Images】

ブリヂストンレディス第3日

 国内女子ゴルフツアーのブリヂストンレディス第3日が21日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6713ヤード、パー72)で行われた。16位から出た上野菜々子(コーナン)は、4バーディー、ボギーなしの68で回って通算6アンダー。7位に浮上した。かつて同じコーチに指導を受けていた関係で、大会前には渋野日向子(サントリー)と練習ラウンド。姉弟子の楽しみながらも集中力あふれるプレーに刺激を受け、一打に集中できたと明かした。首位は西郷真央(島津製作所)。


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 プロテスト合格から約1年。上野が初めて公式会見に呼ばれた。練習ラウンドの際は、渋野の横にいてカメラを向けられたが、この日は自身が取材を受ける形になり、緊張した面持ちでコメントした。

「全部、ショットもパットもトータルして良かったです。ピン奥には打たない戦略で、グリーンを外しても、上りのアプローチが残るようにしました。ピンチは1ホールだけで、あとは大丈夫でした」

 2000年度生まれで、21年6月、2度目のプロテストで合格。昨年12月のツアー最終予選会を30位で通過し、今季全12試合に出場している。だが、上位に絡むことはなく、「予選を通過することに一生懸命で(決勝ラウンドに)体力が残っていなくて、スコアを落とす展開が続いていました」と振り返った。その反省から練習ラウンドで体力を消耗しないことを心掛けていたが、今大会は渋野と18ホールをプレー。カメラを向けられたこともあってか、「疲れました」と苦笑いした。

 もっとも、それ以上の収穫があった。渋野が笑顔を絶やさず、「楽しそうに」プレーしたことに刺激を受けた。

「彼女とラウンドする時はいつもそうなのですが、楽しんでやるのが一番なんだと感じました。私とはいろんな面で違いますが、心から楽しんで、一打一打に集中することが大事だと再認識させられました」

 同じ00年度生まれの西村優菜、吉田優利、安田祐香はプロテストに一発合格し、先を走っているが、上野は「ライバル視はなくて同期の活躍することはうれしいです。私にとっては、2度目のプロテストがコロナ禍で1年延期されたことは、練習する期間ができて良かったです」と言った。

 遅れて出て来たプラチナ世代の21歳。菜々子の由来については「松嶋菜々子さんからです。似てないですけど……」と明かし、微笑んだ。

(THE ANSWER編集部)

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