ゴルフ全米プロでハプニング 打球が隣コースの選手の頭に直撃 米騒然「凄いシーンだ」
男子ゴルフの海外メジャー第2戦、全米プロ選手権でまさかのアクシデントが起きた。20日に行われた第2日で選手が放った打球が大きく曲がり、隣のコースにいた選手の頭に直撃。米ファンから驚きと心配の声が上がっている。
スミスのミスショットがワイズに…「頭の中で何かが鳴り響き、僕は倒れていた」と回顧
男子ゴルフの海外メジャー第2戦、全米プロ選手権でまさかのアクシデントが起きた。20日に行われた第2日で選手が放った打球が大きく曲がり、隣のコースにいた選手の頭に直撃。米ファンから驚きと心配の声が上がっている。
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2番パー4、キャメロン・スミス(オーストラリア)が放ったショットは大きく右に曲がった。スミスは声を上げ、注意を促した。ギャラリーもフェアウェーに背中を向け、打球の行方に視線を向ける。その遥か先でアクシデントが起きていた。
米専門局「ゴルフチャンネル」によると、隣接する7番でラフにいたアーロン・ワイズ(米国)の頭に直撃。その場にうずくまり、水の入ったボトルで冷やして応急処置した。10番スタートで残り3ホールだったが、最後までラウンドしたという。
PGAツアー公式ツイッターも痛々しい様子のワイズの様子を紹介。ファンからは「大事に至らなくてよかった!」「凄いシーンだな」「真のアスリートだ」「コースレイアウトがイカれてる」「何ともないことを祈る。明日のために少し休んで欲しい」とさまざまな声が上がった。
記事によると、ワイズは「(自分の)ボールがフェアウェーにないことに驚いた。すると次の瞬間、頭の中で何かが鳴り響き、僕はフェアウェイに倒れていたんだ」と状況を語り、「でも大丈夫だ。ちょっと痛いけど大丈夫」と無事をアピールしたという。
スミスはアクシデントを知らされ「おお。僕はそれを知らなかった。誰も言ってくれなかったから」と状況を把握できていなかった様子。「申し訳ない。いま初めて知ったよ。彼が大丈夫だといいのだけど」と謝罪し、心配した様子だったという。
(THE ANSWER編集部)