渋野日向子、1打届かず予選落ち「どうにもならんかった」「高齢の方も来てくださったのに…」
国内女子ゴルフツアーのブリヂストンレディス第2日が20日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6713ヤード、パー72)で行われた。今季国内初戦の渋野日向子(サントリー)は2バーディー、3ボギーの73で通算3オーバー。予選通過ラインに1打届かずに69位で予選落ちした。ショットの不調が響き、会見では「どうにもできなかった1日」「心苦しい1週間」と悔しがった。以下、一問一答。
ブリヂストンレディス第2日
国内女子ゴルフツアーのブリヂストンレディス第2日が20日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6713ヤード、パー72)で行われた。今季国内初戦の渋野日向子(サントリー)は2バーディー、3ボギーの73で通算3オーバー。予選通過ラインに1打届かずに69位で予選落ちした。ショットの不調が響き、会見では「どうにもできなかった1日」「心苦しい1週間」と悔しがった。以下、一問一答。
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――今日のラウンドを振り返って。
「今日はショットが良くなくて、フェアウェーキープが少なかった分、耐えないといけないゴルフで、どうにもできなかった1日でした」
――流れが悪くなったきっかけは。
「1番ホール第2打のクラブ選択ミスです。出だしから(グリーン)奥に外すミスをして、『こういう日かな』と思ってしまいました。『何回、同じことをやるんだよ』と思いましたし、切り替えるのに時間がかかりました」
――今日のプレーに点数をつけると。
「昨日よりスコアは1ついいですけど、内容的はマイナスかなと思います。パーを拾うのに精いっぱいでした。拾っても、次のティーショットにそれを生かせず、前向きになれなかった」
――試合を終わってみて。
「掴めたものはないです。ここで4日間戦って、いい状態でUS(全米女子)オープンに行きたかったのですが、やってきたことを発揮できず、心苦しい1週間になりました。いつも課題を見つけて練習をしていますが、試合をするごとにまた課題ができる感じです。こういう中ですが、準備をし切ってUSオープンに臨みたいです」
――今回、見つかった一番の課題は。
「緊張感のある中で、再現性のあるスイングができなかったことです。今週はすごく、それが出てしまいました。なので、緊張の中でも自分のやるべきことをやって、それができるようにするか。心の準備とか、体の土台とかがもっと必要になってくると思いました」
――今大会、(ブリヂストン契約プロの)宮里藍さんが来場しています。お話はされましたか。
「残念ながらお会いできませんでした。ただ、調子が悪い時、モチベーションというか、どういうことを考えながら試合をされていたのかをお聞きしたいです。次の機会にでも」
――今日も大勢のギャラリーが付きましたが。
「今日はみなさんの顔を見られないくらいしんどかったです。足元が悪い中、高齢の方も応援しに来てくださったのに、良いところを何一つ見せられず悔しい気持ちでしかない。こんな私でも応援してくれる。こんな中でプレーできて幸せだなと思います」
――ショットが良くなかった原因は。
「単純に体が伸びあがって、右にいったと想像がつきます。それを修正しようと力んで左にもいきました。最終ホール(18番)も左のバンカーに入れてしまいました。どうにもならんかった感じでした」
――14番からは、(予選通過に向けて)集中力が上がった感じでしたが。
「14番で(3メートルの)パーパットが入って、連続ボギーにならなかったのはデカかったです。それで15番のチップイン(パー)。怒りのチップイン。もちろんです(笑)」
――18番、入れたら予選通過のバーディーパットは打った瞬間に歩き始めましたが。
「入れたすぎて、引っかけました。アメリカでよくやっていたミスで、やらないように練習をしてきたのに、最後の最後にやってしまいました」
――再渡米は。
「来週です」
――次の帰国は。
「それは秘密です(笑)」
――これで会見は終了となります。
「ありがとうございました。(自分に言い聞かせるように)出直し!」
(THE ANSWER編集部)