MLBの観客が起こした奇跡に米騒然 1イニング本塁打2度捕球「世界一幸運なファンだ」
米大リーグで17日(日本時間18日)に行われたアストロズ―レッドソックス戦で、アストロズが「1イニング5本塁打」の偉業を達成。その裏で客席のファンも奇跡を起こしていた。米ファンからは「世界で最も幸運なファン」「夢のようだ」などの反響が集まっている。
アストロズが「1イニング5本塁打」の偉業の裏で生まれた奇跡
米大リーグで17日(日本時間18日)に行われたアストロズ―レッドソックス戦で、アストロズが「1イニング5本塁打」の偉業を達成。その裏で客席のファンも奇跡を起こしていた。米ファンからは「世界で最も幸運なファン」「夢のようだ」などの反響が集まっている。
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天文学的数字の出来事だ。1点を追いかけるアストロズが2回、猛攻に出た。先頭打者のヨルダン・アルバレスが同点ソロ。さらに走者を1人置いてカイル・タッカーが勝ち越し2ランを放つと、奇跡の始まりは直後だ。続くジェレミー・ペーニャが2者連発をフェンウェイパーク左翼のグリーンモンスターに打った。打球をキャッチしたのは最前列の男性ファン。一緒に観戦していた彼女とみられる女性も口をあんぐりさせて驚き、男性は周囲の観客と握手を交わして喜んだ。
さらに、マイケル・ブラントリーの3ランを経て、ユリエスキ・グリエルも再びグリーンモンスターに本塁打を放った。それをダイレクトキャッチしたのが、なんと先ほどの男性ファン。ホームランボールをキャッチするだけでも野球ファンにとっては一生に一度あるかどうかの幸運なのに、1試合2度。それが1イニングで一気に起きたのだから、まさにミラクルだ。1個目のボールを持った女性と一緒に記念撮影に応じるなど、自分の身に起きた出来事に驚いている様子だった。
アストロズ驚異の「1イニング5本塁打」が生んだ奇跡。米スポーツメディア「ブリーチャー・リポート」公式ツイッターがこのカップルに脚光を浴びせると、米ファンからは「夢のようだ」「チケット代は取れたな」「初めてじゃないか」「世界で最も幸運なファン」「ヤバすぎ」「マジかよ」「クールだね」「1つ分けて」などの反響が寄せられた。
5回終了時点でアストロズは13-4と9点のリード。女性はレッドソックスのキャップを被っており、彼女にとっては散々な試合内容だが、十分すぎるお土産を手に入れたようだ。
(THE ANSWER編集部)