西武、異例の「球団スタッフ名鑑」を新設 担当が明かす意図「伝わればこの上ない喜び」
プロ野球・西武は16日、チームを支えるスタッフを紹介するページを球団オフィシャルサイト内で公開したと発表した。80名以上のチームスタッフを擁するが、紹介ページを公開するに至った経緯も明かしている。
80名以上のチームスタッフを擁する西武が異例の取組
プロ野球・西武は16日、チームを支えるスタッフを紹介するページを球団オフィシャルサイト内で公開したと発表した。80名以上のチームスタッフを擁するが、紹介ページを公開するに至った経緯も明かしている。
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紹介ページには各スタッフの顔写真と名前、役職が並んでおり、顔写真をクリックすると個人のプロフィールや経歴、ライオンズファンに向けたメッセージなどが掲載されている。飯田光男球団本部長、渡辺久信GMのほか、昨季限りで現役を引退した榎田大樹氏(バイオメカニクス兼企画室アライアンス戦略)、国際業務担当(駐米)のフェルナンド・セギノール氏など、プロ野球ファンにお馴染みのスタッフもいる。
各球団ともに選手、首脳陣のプロフィールを公開するのは一般的だが、スタッフの名鑑をここまで細かく作り上げるのは異例だ。今回、西武が同ページを作成、公開したのは、グラウンド外でもチームのために尽力する戦士たちをファンに知ってもらいたいという目的があるという。ファンにとって思い出の1ページを彩った元選手たちについても、現在どのような形でライオンズに貢献しているのかが一目で分かる。
また、画面をスクロールするとチームドクターや管理栄養士や人財開発担当、スカウトなど多岐にわたり、あらためて多くの専門スタッフがライオンズを支えていることも分かる。スタッフの経歴を見ると、キャリアはさまざまで、ライオンズやプロ野球のスタッフを目指す人にとっては、非常に参考になるページとなっている。
球団の担当者は、広報部を通じ「どんな時でもチームにあたたかいご声援をいただき、本当にありがとうございます。これを機に、これだけ多くのスタッフがさまざまな角度からチームを支えているということを知っていただき、試合中はグラウンドにいないスタッフも共に戦っている、ということが伝われば、この上ない喜びです。そしてこのページをきっかけにライオンズ、プロ野球スタッフの仕事にも興味を持ってもらえると大変うれしいです」とコメントしている。
(THE ANSWER編集部)