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プホルス登板の米実況席でも話題になる「オオタニ」の存在感「彼よりHRを放っている」

米大リーグ・カージナルスの大打者アルバート・プホルス内野手が、15日(日本時間16日)のジャイアンツ戦で、9回に投手として登板した。通算2988試合目で初登板。2本塁打を浴びるなど1回3安打4失点だったが、15-6で勝利した試合を締め、歓声を浴びた。驚きのシーンを中継していた米スポーツ専門局「ESPN」の実況席では、エンゼルス・大谷翔平投手に関しても話題になっていた。

1イニングを4失点で投げ終えたアルバート・プホルス【写真:Getty Images】
1イニングを4失点で投げ終えたアルバート・プホルス【写真:Getty Images】

プホルスが2988試合目で初登板、米実況席で「オオタニ」の名前も

 米大リーグ・カージナルスの大打者アルバート・プホルス内野手が、15日(日本時間16日)のジャイアンツ戦で、9回に投手として登板した。通算2988試合目で初登板。2本塁打を浴びるなど1回3安打4失点だったが、15-6で勝利した試合を締め、歓声を浴びた。驚きのシーンを中継していた米スポーツ専門局「ESPN」の実況席では、エンゼルス・大谷翔平投手に関しても話題になっていた。


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 誰もが驚く「投手・プホルス」が実現した。カージナルス13点リードの9回、マウンドに立った42歳は、緩いボールをストライクゾーンに目掛けて投げ続けた。2被弾で4失点したものの、最後の打者ウェードを47マイル(約75.6キロ)のスローボールで内野ゴロに打ち取りゲームセット。全27球を投げ終え、味方とタッチで称え合った。

 通算681本塁打の偉大な男も、MLBのマウンドは初めての経験だった。米ESPNの中継では、実況のカール・ラベック氏と解説員エドゥアルド・ペレス氏がこの模様を伝えていた。11球目に投げたボールに関しては「いまの球は落ちましたね。“重力”と呼ばれるものです。重力と仲良くやっています」と新球種を“命名”するなどしていたが、話題は大谷にも及んだ。

「マウンドに上がる打者と言えばオオタニですが、その彼よりたくさんの本塁打をプホルスは打っています」と、プホルスの打者としてのキャリアが優れていることを伝えた。この試合では、ジャイアンツのルイス・ゴンザレス外野手もピッチャーとして登板。9回にはプホルスから3ランを放ったことで「ゴンザレスは今季マウンドに上がって、本塁打も放った選手としてオオタニの仲間入りをしました」と異例の記録であることを伝えていた。

 プホルスが投手として脚光を浴びた試合。こうした試合で必ずと言っていいほど触れられる大谷もまた、特別なプレーヤーであると言える。

(THE ANSWER編集部)


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