米170キロ右腕と対戦、ヤマが外れた打者の“無残な空振り”に米衝撃「ゼロチャンスだ」
4月に米大学野球の試合で105.5マイル(約169.7キロ)を計測した、テネシー大の21歳ベン・ジョイス。衝撃的な剛速球で大きな話題を呼んだが、対戦相手を苦しめている球種はほかにもあるようだ。打者がヤマが外れたかのような空振りを喫する映像には、米ファンから「目を瞑ってスイングしたのかな?」などとコメントが集まっている。
テネシー大のベン・ジョイスが奪った空振りが話題に
4月に米大学野球の試合で105.5マイル(約169.7キロ)を計測した、テネシー大の21歳ベン・ジョイス。衝撃的な剛速球で大きな話題を呼んだが、対戦相手を苦しめている球種はほかにもあるようだ。打者がヤマが外れたかのような空振りを喫する映像には、米ファンから「目を瞑ってスイングしたのかな?」などとコメントが集まっている。
超スピードボール以外にも、強力な武器があるから打者には厄介だ。14日(日本時間15日)のジョージア大戦の初回1死、ジョイスが2番打者の初球に投じたのは、切れよく外角に逃げるスライダーだった。曲がり幅も大きかったが、打者は速球にヤマを張っていたかのような反応で、タイミング、ポイントともに全く合わない。場内はざわめきに包まれた。
さらに続く打者に対しても、追い込んでから同じくスライダーで空振り三振を奪った。ジョイスはこの日4回3安打3失点だったものの、6奪三振を記録。「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家ロブ・フリードマン氏は「速球が最速105.5マイルならば、スライダーを投げられるとこれも振ってしまう」とツイッターに記し、実際の映像を公開した。
米大リーグのドラフト候補として注目されるジョイス。再び衝撃を受けた米ファンからは「ゼロチャンス」「初心者がやる野球ゲーム」「目を瞑ってスイングしたのかな?」「23マイル(約37.0キロ)差もあるとかエグい」「めっちゃ笑った」「公平じゃない」などと反響が集まっていた。
(THE ANSWER編集部)