エンゼルスのノーヒッター達成左腕 試合中、唯一集中を途切れさせた味方の行動とは
米大リーグでエンゼルスのリード・デトマーズ投手が10日(日本時間11日)の本拠地レイズ戦で自身初のノーヒットノーランを達成した。メジャー2年目の快挙について、米メディアで舞台裏を告白。唯一集中を切らせたのが味方による異例の行動だったと語った。
デトマーズ投手がノーノー達成舞台裏語る
米大リーグでエンゼルスのリード・デトマーズ投手が10日(日本時間11日)の本拠地レイズ戦で自身初のノーヒットノーランを達成した。メジャー2年目の快挙について、米メディアで舞台裏を告白。唯一集中を切らせたのが味方による異例の行動だったと語った。
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デトマーズはMLB公式放送局「MLBネットワーク」の番組「MLBトゥナイト」に出演し、快挙を振り返った。同局の公式ツイッターが公開した動画内で、「特別なことが起きると予感したのはどの時点か」と聞かれ、「6回辺りかな。6回を過ぎれば『あとアウトを9つ取ればいい』って感じだからね。でもその時点までは、試合中にほとんど考えていなかったよ」と語った。
9回108球を投げ切ったデトマーズ。イニングを追うごとに快挙を期待する球場のボルテージは高まっていった。そんな中で、どのように集中を保ったのかを聞かれると、「冷静さを保とうと努めていたよ。でもレンドンが左で本塁打を打った時は、立ち上がって握手しに行くのを止められなかった。あんなの見たことなかったからね。(それ以外は)自分のルーティンを守っていたよ」と告白した。
8-0とリードした8回、相手のレイズは6番手として野手のブライドン・フィリップスが登板。本来右打ちのアンソニー・レンドンが左打席に入り、フルスイングで右翼席に本塁打を放った。異例の行動は大きな話題となっていたが、デトマーズもこの時ばかりは興奮した様子。この後、9回を3人で抑えた22歳は、チーム史上11度目のノーヒットノーランを達成。忘れられない試合となった。
(THE ANSWER編集部)