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満塁で“疑惑の見逃し三振”に打者憤慨 抗議→退場に「腹立つ」「ただの酷い判定だ」

思わぬ見逃し三振を食らった打者が怒りを露わにした。満塁のフルカウントから自信を持って見送った球をストライクと判定され、これに抗議した打者、監督ともに退場となった。米ファン、メディアから判定にブーイングが上がっていたが、打者は「ただの酷い判定だ」「相手さえストライクと思わなかった」と憤慨しているという。

6回満塁で見逃し三振に倒れ、球審へ詰め寄るレッドソックスのケビン・プラウェッキ(左)とコーラ監督【写真:AP】
6回満塁で見逃し三振に倒れ、球審へ詰め寄るレッドソックスのケビン・プラウェッキ(左)とコーラ監督【写真:AP】

監督とともに退場となったRソックスのプラウェッキ「判定も遅れていた」

 思わぬ見逃し三振を食らった打者が怒りを露わにした。満塁のフルカウントから自信を持って見送った球をストライクと判定され、これに抗議した打者、監督ともに退場となった。米ファン、メディアから判定にブーイングが上がっていたが、打者は「ただの酷い判定だ」「相手さえストライクと思わなかった」と憤慨しているという。

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 予期せぬコールに思わず振り返った。11日(日本時間12日)のレッドソックス―ブレーブス戦。3-3で6回を迎えたレッドソックスが2死満塁と攻め、打者のプラウェッキはフルカウントまで粘った。そして、7球目の低めカットボールを自信を持って見送る。押し出しで勝ち越しか。そう思った次の瞬間、球審はストライクのコール。敢えなく見逃し三振に。判定が不服だったプラウェッキはヘルメットを叩きつけた。

 さらに、ベンチから飛び出したアレックス・コーラ監督は、球審に激しい剣幕で詰め寄った。ホーム付近で「低いだろ!」と言わんばかりに指差し、判定に猛抗議。結局、プラウェッキ、コーラ監督ともに退場処分となった。ネット上で米ファンからも「信じられない!」「ブレーブスファンだけど……あれはボールだ」「酷い判定だよ」とブーイングが上がったシーン。好機を逸したチームは試合もサヨナラ負けで敗れ、プラウェッキは納得いかない様子だ。

 米マサチューセッツ州地元メディア「マスライブ」によると、プラウェッキは「ただの酷い判定だ」と振り返ったという。「見る必要もなかった。誰もあれがストライクだとは思わなかった。相手でさえね」と憤慨。「リプレーを見てもちょっと遅れて判定を下していた」と球審に憤慨したという。低迷するチームとあって「イライラするよ。自分たちが今、直面している不満を増加させる。何ができる? 切り替えて前に進むしかないね」と必死に前を向いた。

 ただ、チームは9回サヨナラ負けを喫しており、あの場面で無得点に終わったことは痛かった。「少なくとも1点入るはずだった。腹立たしいね」とプラウェッキは不満を隠そうとしなかったという。

(THE ANSWER編集部)


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