大谷翔平、韓国人主砲もバット止まらなかった宝刀に米称賛「不公平な147kmスプリット」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地レイズ戦に「3番・投手兼DH」のリアル二刀流で先発。序盤は制球に苦しみながら3回のピンチでは相手の韓国人スラッガーを宝刀スプリットで空振り三振に斬った。
レイズ戦の3回に崔志萬から空振り三振でピンチ脱出
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地レイズ戦に「3番・投手兼DH」のリアル二刀流で先発。序盤は制球に苦しみながら3回のピンチでは相手の韓国人スラッガーを宝刀スプリットで空振り三振に斬った。
出したバットを止められなかった。3回、大谷が連続四球で招いた2死一、二塁のピンチ。今季好調の3番・崔志萬に対し、カウント2-2と追い込んで投じたのは宝刀スプリットだ。ストライクゾーンから打者の手元で鋭く降下し、ボールゾーンの低めへ。91マイル(約147キロ)の球速で、バットを出した崔が気付いた時には、もう反応を止められない。ハーフスイングを取られ、空振り三振。ピンチを脱した。
「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家ロブ・フリードマン氏は「ショウヘイ・オオタニの不公平な91マイルのスプリット…そして空振り」とツイート。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」などに寄稿していたブレント・マグワイア氏も「91マイルのスプリットを投げ込む完璧なタイミングで、この日最初のストライクを奪った」とつぶやいた。
大谷は序盤すっぽ抜ける球が目立ち、2回にキアマイアーに甘く入ったスプリットをソロ本塁打とされたが、4回までに与えたヒットはこの1本のみ。力投を続けている。
(THE ANSWER編集部)