グラウンドに跳ね返った本塁打球、客席で手にしていた人物とは

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は9日（日本時間10日）、本拠地レイズ戦に「3番・DH」で先発出場。2本塁打を含め、4打数3安打5打点と大活躍した。特に7回にはキャリア初となる満塁弾を記録。二刀流の記念すべきメモリアル球をゲットした少年がネット上で発見され、「一生忘れない思い出だ」「彼の表情が全てを物がっている」と話題を呼んでいる。

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　大谷の記念球は小さな少年の手に渡っていた。7回無死満塁でレフトに放った本塁打。打球は跳ね返ってグラウンドに戻り、レフトを守っていた外野手の近くを転がった。中継ではここまでしか映っていなかったが、この後にドラマがあった。

　米カリフォルニア州地元局「バリー・スポーツ・ウェスト」で解説を務めるマーク・グビザ氏が大谷のキャリア初満塁弾を知らせるツイートに、こんなリプライがつけられた。

「少年にとって最高の夜だ」

　投稿には、レフトファウルゾーンの最前列でエンゼルスのパーカーを着た男の子が、バットの痕がついたボールをカメラに向け、信じられないといった表情で笑みを浮かべた写真も添えられている。