ベンチで戦況を見つめていた大谷が危機一髪

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は8日（日本時間9日）、本拠地ナショナルズ戦に「3番・DH」で先発出場。2点ビハインドの9回2死から同点の2点二塁打を放ち、直後にサヨナラのホームを踏むなど、5-4の勝利に貢献した。しかし3回には思わぬハプニングで注目を集める場面も。日本人ファンからは「危機一髪」「まーた狙撃されてる」などの声が寄せられた。

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　3回1死走者なし、味方の守備をダグアウトで座って見守っていた大谷。カウント3-2からの6球目、ライリー・アダムズ（ナショナルズ）のファウルが三塁ベンチを襲った。打球に驚いて立ち上がった背番号17。両手で頭を押さえ、自らを守る様子を見せたが、ボールは当たることなく無事だったようだ。

　ロサンゼルスの地元中継局「バリースポーツ・ウエスト」もリプレイ映像でこのシーンに注目。実況は「私が思うに、全員ショウヘイの前に飛んで守るべきだ。壁を作るんだ」と冗談を交えながら伝えた。同局は公式ツイッターでも実際の映像を公開。「危険がいっぱいダグアウト」「危機一髪」「当たらなくて良かった！」「まーた狙撃されてる」などの日本人ファンの声が集まった。

　9回に土壇場で同点2点適時打を放った大谷。直後のアンソニー・レンドン内野手の中前打で快足を飛ばし、サヨナラのホームを踏んで逆転勝利に貢献した。この日の大谷は4打数1安打2打点1四球だった。