大谷は同点打＆サヨナラ得点で勝利貢献

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は8日（日本時間9日）、ナショナルズ戦に「3番・DH」で先発出場。2点ビハインドの9回2死から同点の2点二塁打を放つと、続くアンソニー・レンドン内野手の中前打で快足を飛ばし、サヨナラのホームを踏んだ。5-4の逆転勝利に貢献。現地ファンはお祭り騒ぎとなったが、米メディアは客席にいたある女性ファンに注目。「彼女のリアクションは完璧だ」などとコメントも集まっている。

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　敗戦直前で放った劇的な同点打に、現地の女性ファンも熱狂した。2点を追う9回2死一、三塁。大谷が放った打球が中堅フェンスに直撃し、2者が生還して同点となった。ここでカメラに抜かれていたのが、客席で立ち上がって声援を送る女性ファンだった。大きめのバッグを右手にかけたまま左手を突き上げて歓喜。目を大きく見開き、何かを絶叫している。

　大興奮の女性ファンについて、中継したロサンゼルスの地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」は公式ツイッターにて画像でも紹介。現地でこの日は母の日ということもあり「お母さんたちへ」と文面に記すと、「母の日に素晴らしい勝利だ」「彼女が全てを物語ってる」「素晴らしいショータイムをありがとう」「彼女のリアクションは完璧だ」と米ファンからコメントが集まった。

　また米放送局「NBCスポーツ」のレポーター、DJ・ショート氏は「オオタニは人々をこうさせる」と女性の熱狂ぶりとともにツイッターで伝えた。この日は打席でピンクバットを使うこともあった大谷。4打数1安打2打点1四球で、サヨナラのホームを踏むなど活躍した。