イタリア国際の男子ダブルス準決勝、ブラジルのソアレスがおしゃれ背面ショットを決める

　錦織圭（日清食品）が8強入りするなど、熱戦が繰り広げられているテニスのイタリア国際。19日に行われた男子ダブルス準決勝で、ブルーノ・ソアレス（ブラジル）が放った180度ターンからの背面ショットが話題を集めている。ATPツアー公式中継サイト「テニスTV」公式インスタグラムが動画で公開。「完全にジョーク」「信じられない」などとファンを興奮させている。

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　ジェイミー・マリー（英国）と組んだソアレス。ロベルト・ファラ、フアン・セバスティアンカバル（共にコロンビア）とのファイナル進出をかけた一戦だった。第1セットは落としたが、第2セット。1-1の第3ゲームで、40-30のゲームポイントでのシーンだった。

　マリーの強烈なサーブからスタート。相手のネット際での懸命のリターンに反応したのがソアレスだ。背中を抜かれそうなショットに体が反応。ラケットをもった右手を背中から回すようにくるりと反転。見事にコートの誰もいないサイドに打ち返したのだ。

　一連のシーンを「テニスTV」が「理想のリアクション」と記し、満点の絵文字つきで公開。ファンからは「ブラジル流！！」「オーマイガー」「完全にジョーク」「やばい動きだ」「信じられないものを見た」などと興奮するコメントが書き込まれていた。

　このセットは取ったものの、死闘の末、1-2で敗れたソアレス、マリー組。ファイナル進出こそならなかったが、今大会のハイライトの一つとして刻まれそうなシーンだった。