投手に“誤審を謝罪” MLB球審の仕草に米メディア注目「万国共通の『俺が悪い』だ」
2日(日本時間3日)に行われた米大リーグの試合で、球審が見せた仕草に注目が集まっている。微妙なコースをボールと判定したチャド・フェアチャイルド球審が、投球したメッツのクリス・バシット投手に送ったポーズを米メディアは「謝罪」と伝えている。
メッツ投手に送られた仕草とは
2日(日本時間3日)に行われた米大リーグの試合で、球審が見せた仕草に注目が集まっている。微妙なコースをボールと判定したチャド・フェアチャイルド球審が、投球したメッツのクリス・バシット投手に送ったポーズを米メディアは「謝罪」と伝えている。
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ブレーブス戦の5回2死、バシットは打席のダンズビー・スワンソンを2-2と追い込み、直球を投じた。見逃し三振を確信したバシットはマウンドを降りるが、判定はボール。少し驚いた様子だったが、特に大きく抗議することはなく、マウンドに戻っていた。
注目されたのは、バシットがこのイニングを投げ終えた後だ。目が合ったフェアチャイルド球審は、右手をお腹の近くにポンポンと当てたのだ。これにバシットも右手でリアクション。2人で理解しあったようだ。
このシーンについて、米全国紙「USAトゥデー」のスポーツ専門メディア「フォー・ザ・ウィン」は「チャド・フェアチャイルド球審は判定を間違えたということでクリス・バシットに謝罪」との見出しで記事を掲載した。
記事では「バシットは判定に不満そうにしていて、球もストライクだった。しかし幸い、この回を無事に抑えたのだが、イニング間に主審がバシットに謝罪をしていたのである」と伝えている。球審のポーズについては「万国共通の『俺が悪い』というポーズをした主審にバシットも頷いていたようだった」と紹介していた。試合はメッツが2-5で敗戦。バシットは7回3失点で今季3勝2敗となった。
(THE ANSWER編集部)