W杯予選のおびただしいレーザー照射で物議 セネガル罰金2340万円も非難続く「再戦を」
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)アフリカ最終予選で物議を醸していた、セネガル観客の妨害について、FIFAはセネガルに対して18万ドル(約2340万円)の罰金を科した。PK戦で、エジプト選手に向けておびただしい数のレーザー照射が行われたため。米メディアが報じている。
アフリカ最終予選、エジプト選手に観客がレーザー照射
サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)アフリカ最終予選で物議を醸していた、セネガル観客の妨害について、FIFAはセネガルに対して18万ドル(約2340万円)の罰金を科した。PK戦で、エジプト選手に向けておびただしい数のレーザー照射が行われたため。米メディアが報じている。
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問題のシーンが生まれたのは、現地時間3月29日に行われたセネガル―エジプト戦。ホーム&アウェーの直接対決2戦を終え、合計スコア1-1で並び、PK戦決着となった。エジプトのスター選手、モハメド・サラーが1人目のキッカーとなったが、ここでセネガルのサポーターからは、おびただしい数のレーザーポインターが向けられた。
顔全体が緑になってしまいそうなほど照射され、ピッチを見てもその数の異常さが伝わってくる。英1部プレミアリーグの名門リバプールでプレーするサラーだが、シュートは枠外へ。この失敗もあり、セネガルは3-1でPK戦を制した。
実際の映像がSNSなどで拡散され、海外ファンから多くの非難が寄せられていたが、米メディア「TMZ」は「FIFAはセネガルに18万ドルの罰金を科した。W杯予選のエジプト戦でサラーに向かってレーザー放射したファンがいたためである」と記事で伝えた。
この試合の勝利でW杯本戦の出場権は手にしたセネガルだが、映像とともに罰金を伝えた米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー専門インスタグラムには「これで状況が良くなりますように」「それで終わり?」「ばかげている」「フェアじゃない」「再戦をすべき!」「18万ドルでW杯に行けるのか」「このお金はFIFAに行くの?」などと海外ファンから未だに非難の声が集まっている。
(THE ANSWER編集部)