英サッカーで珍事 降格したくないファンの“斜め上の発想”が拡散「笑い止まらない」
海外サッカー・英1部プレミアリーグの第35節は1日(日本時間2日)、エバートンがチェルシーと対戦し、1-0で勝利。降格圏内の18位に沈むエバートンは欲しかった勝ち点3を手にしたが、この試合でサポーターが見せたまさかの“作戦”に「笑いが止まらない」「この男に賞を!」などと海外ファンから反響が寄せられている。
1-0でアディショナルタイム突入…エバートンサポーターの行動とは?
海外サッカー・英1部プレミアリーグの第35節は1日(日本時間2日)、エバートンがチェルシーと対戦し、1-0で勝利。降格圏内の18位に沈むエバートンは欲しかった勝ち点3を手にしたが、この試合でサポーターが見せたまさかの“作戦”に「笑いが止まらない」「この男に賞を!」などと海外ファンから反響が寄せられている。
エバートンは0-0で迎えた後半開始早々、リシャルリソンが先制ゴールを奪取。1点リードのままアディショナルタイムを迎えた。ゴールキックが客席に入ると、素早く試合を再開させようとしたチェルシーのリース・ジェームズがボールを追った。しかし、見つからない。それもそのはず、なんとエバートンサポーターの男性客がボールを服の中に隠し、時間を稼いだのである。
英ラジオ局「トークスポーツ」はこの一部始終をレポート。「エバートンのファンがチェルシーのスター選手リース・ジェームズを困惑させて、時間を稼ぐ」と見出しを打って記事を掲載し、「もしエバートンが今季の降格を免れたら、このサポーターのおかげかもしれない」と脚光を浴びせた。
男性サポーターが体を張った時間稼ぎ。英衛星放送「スカイスポーツ」のプレミアリーグ公式ツイッターは「ボールはどこに行った?」などと記して、実際の映像を公開。「チームのために戦っている」「笑いが止まらない」「この男に賞を!」「アメージングだ」などの反響が寄せられた。褒められた行為ではないが、エバートンはそのまま逃げ切りに成功。貴重な勝ち点3を手にし、16位バーンリー、17位リーズに勝ち点差「2」と迫った。
(THE ANSWER編集部)