米アマ球界に現れた170キロ右腕、剛球だけじゃない「エグいスライダー」に米識者は脚光
4月30日(日本時間5月1日)に行われた米大学野球の試合で、テネシー大の21歳ベン・ジョイスが、オーバーン大を相手に衝撃の105.5マイル(約169.7キロ)を計測した。米国では快速球が大きな話題となったが、今季の防御率0.86、21回で38奪三振という成績を支える“もう一つの武器”に米投球分析家が注目している。
テネシー大のベン・ジョイスが衝撃の170キロ
4月30日(日本時間5月1日)に行われた米大学野球の試合で、テネシー大の21歳ベン・ジョイスが、オーバーン大を相手に衝撃の105.5マイル(約169.7キロ)を計測した。米国では快速球が大きな話題となったが、今季の防御率0.86、21回で38奪三振という成績を支える“もう一つの武器”に米投球分析家が注目している。
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衝撃的な170キロで、大きな話題となったベン・ジョイス。今季はこの試合まで21イニングを投げて防御率0.86、38奪三振と圧巻の成績だ。2010年、レッズ時代のアロルディス・チャップマンが投じた米大リーグ最速の105.8マイル(約170.3キロ)に次ぐという剛速球が目を引くが、「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家ロブ・フリードマン氏は、ジョイスのスライダーに注目した。
自身のツイッターに、ジョイスが投じた直球とスライダーを同時に再生した映像を公開。「膝が曲がるほどのスライダーと比べて、直球がいかに速いかが良く分かる」と、球速差とともにそのキレにも文面で言及していた。
米スポーツ専門局「CBSスポーツ」にテネシー大のスポーツに関することを寄稿するウェズ・ルッカー記者は、同僚の外野手ジョーダン・ベックの証言をツイッターで紹介。「彼は104マイル以上のストレート、そして4フィート(約1.2メートル)の落差がある90マイル(約144.8キロ)のチェンジアップとエグいスライダーを投げる」と、直球だけでなく変化球も優れていると語っていたようだ。
(THE ANSWER編集部)