ホワイトソックスコーチの達筆ぶりとは

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は1日（日本時間2日）、敵地ホワイトソックス戦に「3番・DH」で出場し、3打数無安打1打点。右股関節の張りのため、9回の打席では代打を送られた。この試合が開始される前、現地の記者が注目していたのはホワイトソックスの巡回コーチが記したオーダー表。「芸術だ。オオタニのタッチもナイス」と伝えている。

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　ホワイトソックスのジェリー・ナロン巡回コーチの筆使いに注目したのは、地元紙「シカゴ・サンタイムズ」のブライアン・サンダロフ記者だった。「ホワイトソックスのジェリー・ナロンが書くラインナップ表は芸術だ。今日もいつも通り。ショウヘイ・オオタニのタッチもナイス」と記し、ナロンコーチが記したオーダー表をツイッターに公開した。

　そこに記されていたのは、独特ながら綺麗なアルファベットで記された選手名。自軍と対戦相手のエンゼルスのスタメンを記しているが、1人だけ「大谷」と漢字で書かれている。はっきり読める漢字だ。

　米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏も「ホワイトソックスのジェリー・ナロンコーチのラインナップ表は芸術だ。ショウヘイ・オオタニも含まれている。完璧なタッチだ。これは美しい」と称賛。昨年もレンジャーズ有原航平の名前を漢字で記したことが話題になったが、達筆ぶりは変わっていなかった。