MLBで計測された「166kmのスライダー」が米話題 ファンは半信半疑「狂気」「冗談だろ」
米大リーグで“超速変化球”が話題になっている。28日(日本時間29日)、オリオールズは敵地でヤンキースと対戦。6回に登板したマイケル・バウマン(オリオールズ)が投じた1球の球速表示は「103マイル(約166キロ)」。MLB公式サイトはこれをスライダーと表示した。米投球分析家が脚光を浴びせると、現地ファンからは「103マイルのスライダーは狂気」「ゲリット・コールのバージョン2」などと衝撃の声が寄せられている。
オリオールズの2年目右腕バウマンの一球が話題に
米大リーグで“超速変化球”が話題になっている。28日(日本時間29日)、オリオールズは敵地でヤンキースと対戦。6回に登板したマイケル・バウマン(オリオールズ)が投じた1球の球速表示は「103マイル(約166キロ)」。MLB公式サイトはこれをスライダーと表示した。米投球分析家が脚光を浴びせると、現地ファンからは「103マイルのスライダーは狂気」「ゲリット・コールのバージョン2」などと衝撃の声が寄せられている。
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2-4で2点ビハインドの6回、マウンドに上がったバウマン。無死一塁でティム・ロキャストを迎えた。初球、外角低めいっぱいに剛速球を投げ込むと中継画面の球速表示は103マイル(約166キロ)。そして、驚くべきは球種だ。MLB公式サイトでは、なんと「スライダー」と表示。確かに、ストレートからやや沈むような軌道で変化しているようにも見えるが……。
「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家ロブ・フリードマン氏が注目。自身のツイッターに「マイケル・バウマンによる103マイルのスライダー。回転数は802。誰かがスタットキャストを壊した」と文面に記して、実際の映像を公開した。これに米ファンも反応。「冗談だろ」「103マイルのスライダーは狂気」「クレイジー」「103マイルってどういうこと?」「これはスライダー?」「ゲリット・コールのバージョン2」「存在するのか」など半信半疑の様子だ。
バウマンは昨季メジャーデビューした26歳。この日は制球が定まらず、1回2/3を投げ、被安打3、与四球2で2失点だった。試合はヤンキースが10-5で勝利した。
(THE ANSWER編集部)