陸上・多田修平、予選10秒57でA決勝進めず 土砂降り悪天候「自分の走り全くできない」
陸上・織田記念国際が29日、エディオンスタジアム広島で行われ、男子100メートル予選は多田修平(住友電工)が10秒57(向かい風0.7メートル)で組5着に終わり、A決勝進出はならなかった。
陸上・織田記念国際
陸上・織田記念国際が29日、エディオンスタジアム広島で行われ、男子100メートル予選は多田修平(住友電工)が10秒57(向かい風0.7メートル)で組5着に終わり、A決勝進出はならなかった。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
朝から土砂降りの雨が降り、気温も15度を下回る寒さ。厳しいコンディションの中、多田はベストレースをできなかった。レース後は「本当に自分の走りが全くできなかった。全体的に悪かったですね」と取材対応。「後半もよくない。緩めてしまった部分もある。反省して次に生かしていきたい」と5月8日のセイコーゴールデングランプリ(東京・国立競技場)を見据えた。
自己ベスト9秒98の小池祐貴(住友電工)は10秒42(追い風0.3メートル)の組1着、全体トップで決勝進出。デーデー・ブルーノ(セイコー)は10秒89(向かい風2.4メートル)の組5着でA決勝に残れなかった。
24日の出雲陸上決勝を10秒18で制した桐生祥秀(日本生命)は、右ハムストリングの違和感で欠場。昨年大会覇者で9秒95の日本記録保持者・山縣亮太(セイコー)は、右膝の手術明けで出場を見送った。
今季は7月にオレゴン世界陸上、9月にアジア大会(中国・杭州)が開催される。世界陸上の参加標準記録は10秒05に設定され、6月9日開幕の日本選手権(大阪)で代表権を争う。
(THE ANSWER編集部)