手術明け山縣亮太、当面は回復専念 次戦は未定「パリ五輪を見据えて完全に治したい」
陸上男子100メートル日本記録保持者の山縣亮太(セイコー)が29日、織田記念国際の会場となるエディオンスタジアム広島で陸上教室を行った。小学生28人に体の使い方を指導。終了後に取材に応じ、怪我の状態や今後のレースについて語った。
陸上・山縣亮太が陸上教室
陸上男子100メートル日本記録保持者の山縣亮太(セイコー)が29日、織田記念国際の会場となるエディオンスタジアム広島で陸上教室を行った。小学生28人に体の使い方を指導。終了後に取材に応じ、怪我の状態や今後のレースについて語った。
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昨年大会覇者の山縣は、所属するセイコー主催の小学生対象イベント「セイコーわくわく陸上教室」に福島千里さんらと参加。昨年秋に右の膝蓋腱炎(しつがいけんえん)を抱え、昨年10月に手術を受けた。今大会は手術明けで出場を見送り。「膝の回復は順調です」と状態を明かしつつ、「(2024年の)パリ五輪を見据えてしっかり完全に治したい。練習、試合よりも、今は時間をかけて体の機能改善を含めて時間をかけたいと思っています」と復帰を見据えた。
今年は7月にオレゴン世界陸上、9月にアジア大会(中国・杭州)が行われる。男子短距離は5月8日のセイコーゴールデングランプリ(東京・国立競技場)などが行われ、6月9日開幕の日本選手権(大阪)で代表権を争うが、「今季はマイペースな調整になる。出られる時に都度判断したいです。大会に合わせてスケジュールを逆算して動くことはせずに、自分の足の状態を第一優先に考えながら動いていきたいと思います」と次戦は未定とした。
(THE ANSWER編集部)