大谷翔平、球団21年ぶりの快記録を米メディア称賛 大量援護は「珍しい感覚のはずだ」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が27日(日本時間28日)、本拠地ガーディアンズ戦に「2番・投手兼DH」のリアル二刀流でスタメンし、打ってはタイムリー二塁打を含め3安打。投げては5回5安打2失点と粘投で今季2勝目を挙げた。投打二刀流の躍動に対し、米メディアは球団21年ぶりの快記録を打ち立てたことを伝え、「リアル二刀流の卓越した能力を発揮した」などと報じている。
5回2失点で2勝目&3安打1打点、米メディアから二刀流称賛の声
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が27日(日本時間28日)、本拠地ガーディアンズ戦に「2番・投手兼DH」のリアル二刀流でスタメンし、打ってはタイムリー二塁打を含め3安打。投げては5回5安打2失点と粘投で今季2勝目を挙げた。投打二刀流の躍動に対し、米メディアは球団21年ぶりの快記録を打ち立てたことを伝え、「リアル二刀流の卓越した能力を発揮した」などと報じている。
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投手・大谷は立ち上がり、スライダーが曲がらず、主砲ラミレスに先制2ランを浴びるなど、苦しい出だし。それでも、打者の意表を突くカーブで見逃し三振を奪うなど、尻上がりに調子を上げた。投球に引っ張られるようにバットでも第3打席から中前打、右越えタイムリー二塁打、中前打と今季初の3安打で自らの2勝目を援護。投打二刀流で躍動した。
米カリフォルニア州地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」は球団21年ぶりの快記録を紹介。「オオタニは5打数3安打1打点で2001年のジャロッド・ウォッシュバーン以来初の3安打と勝ちを記録したエンゼルスの投手となった」と伝えた。
その上で「得点での援護は今夜問題ではなかった」「先発9人全員が出塁。オオタニのミスの許容範囲は広かった」と切れ目なく打った打線を称賛。「それ(大量の援護)は珍しい感覚のはずだ。オオタニは2017年に日本を去ってから、エンゼルスがポストシーズンを逃すのを毎年見てきた」と今季初の4連勝で首位に浮上したエンゼルスの好調ぶりを報じた。
米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は「エンゼルスがガーディアンズを叩きのめし、ショウヘイ・オオタニが勝ちを手にした」との見出しで報道。「打席とマウンド上でのパワーがエンゼルスの代名詞だ。特にショウヘイ・オオタニが登板し、打席にも立つ時は」と投打両面でチーム力を上げる二刀流の存在感を評価した。
さらに「オオタニは厳しい立ち上がりを乗り越え、エンゼルスの4連勝を掴んだ。ウォードのグランドスラムとオオタニの97マイル(約156キロ)の速球はファンにとって信じられない思い出になっただろう」と報じた。
また、AP通信は「ウォードとオオタニがガーディアンズ戦でのエンゼルスの9-5勝利と4連勝を牽引」と打線を牽引した1、2番コンビを称賛。大谷ついて「ショウヘイ・オオタニはリアル二刀流の卓越した能力を発揮」と評し、「オオタニはこの試合では立ち上がりで苦労した」「二刀流スターは2回までに4安打と許し、44球を投げた。その後8打者連続でアウトにした」と修正力を評価した。
(THE ANSWER編集部)