ベン・バーランダー氏が自身の番組内で鈴木を称賛

　米大リーグのカブス・鈴木誠也外野手は今季ここまで打率.354、4本塁打、13打点と結果を残している。MLB選手を兄に持つ米国のアナリストも、自身の番組で日本人ルーキーを絶賛。「MLBを支配している」などとべた褒めしている。

　週間MVPを受賞するなど、開幕から打撃好調の鈴木。打順は2番に定着し始めるなど、カブス打線になくてはならない存在となりつつある。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏も活躍を称えている。

「私は彼をナ・リーグ新人王に予想していたが、それ以上の活躍だ。信じられない」と、自身が司会者を務めるポッドキャスト番組「フリッピンバッズ・ポッドキャスト」で鈴木について語り始めたバーランダー氏。「高い打率も残せるし、本塁打も放つ。日本からやってきたセイヤ・スズキだが、MLBを支配している」と称賛を続けた。

　バットだけでなく、出塁率の高さも評価を受ける鈴木。バーランダー氏は「彼は空振り率も低いんだ。打球を力強く飛ばせるし、出塁もできる。彼はなんでもできるんだ。セイヤ・スズキは最高のルーキーだ」と背番号27のオールラウンダーな働きぶりにも脚光を浴びせていた。

　バーランダー氏は兄にMLB通算227勝のジャスティン・バーランダーを持ち、ポッドキャスト番組では「今週の大谷ニュース」のコーナーを設けるほど、エンゼルス・大谷翔平の大ファンであることも知られている。