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大谷翔平への1球を巡り複数の米識者が憤慨 「冗談止めて」「全然ストライクじゃない」

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、本拠地ガーディアンズ戦に「2番・DH」で出場。4打数無安打に終わった。第2打席、大谷が見送った1球を巡り、複数の米識者が異議を唱えた。画面のストライクゾーンから大きく外れているように見えるが、ストライクの判定。「冗談は止めてくれ」「これはヤバイだろ!」などと憤慨していた。

ガーディアンズ戦に「2番・DH」で出場したエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
ガーディアンズ戦に「2番・DH」で出場したエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

ガーディアンズ戦に「2番・DH」で出場

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、本拠地ガーディアンズ戦に「2番・DH」で出場。4打数無安打に終わった。第2打席、大谷が見送った1球を巡り、複数の米識者が異議を唱えた。画面のストライクゾーンから大きく外れているように見えるが、ストライクの判定。「冗談は止めてくれ」「これはヤバイだろ!」などと憤慨していた。

 大谷に厳しいジャッジが続いた。3回1死走者なしで迎えた第2打席、カウント1-0からの2球目だ。ガーディアンズのシェーン・ビーバーが投じたカーブは低めへ。膝より低いボールを、大谷は自信を持って見逃したが、球審は右手を上げストライクと判定した。画面に表示されたストライクゾーンからは、明らかに外れたボールだった。

 大谷はこの打席、見逃し三振。第1打席でも微妙なハーフスイング判定で三振に倒れていたが、米記者たちは特に2打席目の判定に納得いかない様子だ。米スポーツメディア「ブリーチャーリポート」のMLB記者、ザッカリー・ライマー氏は「冗談は止めてくれ。ゾーン外の球をストライク判定された割合は昨年の6.3%から10.5%に上昇している」と自身のツイッターに記した。

“大谷マニア”を自称する米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏も反応。「これはヤバイだろ! ショウヘイ・オオタニは審判に文句を言うべきだが、それはしないだろう。これは全然ストライクじゃない」と憤慨。動画をツイッターに公開した米国の投球分析家ロブ・フリードマン氏も「ショウヘイは地球上でもっとも我慢のできる人間だ」と、特に不満を表さなかった大谷に同情していた。

 大谷は続く打席でも凡退し、4打数無安打2三振。しかしチームは3-0で勝利している。

(THE ANSWER編集部)

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