際どい判定に激高する打者に米ファン注目「見るのやめられない」

　米大リーグで、“不満げ”どころではない判定への反応が注目の的になった。24日（日本時間25日）のブルワーズ戦でフィリーズのカイル・シュワーバー外野手が見逃し三振に倒れた場面。際どいストライク判定について米ファンから賛否の声が上がっていたが、怒りすぎた打者の態度が「新しいバットフリップか」と笑撃を与えてた。

　我慢ならなかった。0-1の9回1死走者なし、左打者シュワーバーが迎えたフルカウントからの6球目。左腕ジョシュ・ヘイダーが投じた98マイル（約158キロ）は外角低めへ。打者のバットは出かけたが、しっかり見切るようにして止めた。だが、判定はストライク。シュワーバーは怒り心頭でバット両手で叩きつけた。続いてヘルメットも……。ブチギレで球審に向かって猛抗議すると、即退場となった。

　一部始終を米投球分析家ロブ・フリードマン氏が動画でツイッターに公開。文面に「ついに、誰かの怒りが爆発した」と記した。判定に対し、米ファンからは「どうしようもないレベルじゃない」「もっと酷いの見てきた」「審判は主役じゃないと伝えないと……」と賛否の声が上がっていたが、シュワーバーの激高にも注目集まった。

「シュワーバー最高だぜ」
「壮大なリアクションだ」
「ブルワーズファンだけど拍手しちゃったよ」
「新しいタイプのバットフリップか」
「凄いなこれ、見るのやめられない」
「シュワーバー（笑）」

　フィリーズは続く打者も右飛に倒れ、逆転勝ちはならなかった。