次の五輪に出場できるのは17歳以上に? シニアの「年齢制限」が総会の最重要提案に
国際スケート連盟(ISU)は16日、6月4日からスペインのセビリアで行う総会の主な議題を発表。注目されるフィギュアスケートでは、シニアの「年齢制限」の引き上げが最重要提案として上がったという。米メディアが伝えている。
シニア「年齢制限」の17歳以上引き上げ案、来月の総会で話し合われることに
国際スケート連盟(ISU)は16日、6月4日からスペインのセビリアで行う総会の主な議題を発表。注目されるフィギュアスケートでは、シニアの「年齢制限」の引き上げが最重要提案として上がったという。米メディアが伝えている。
米専門誌「IFSマガジン」によると、「今回の会議で重点を置かれた最重要提案の一つは、シニアの年齢制限だ」とレポートしている。
「規定が17歳まで引き上がることが決定したとしても、2020-21シーズン以降の導入となる。フィギュアスケートは冬のスポーツでは圧倒的に若い年齢層がシニアに在籍する競技だが、男女ともに17歳からのシニア参戦と統一する提案がなされている」
シニアの年齢制限を、現行の15歳以上から、17歳以上に引き上げるかどうかが議題になるという。また仮に正式決定したとしても、実施されるのは3シーズン後の2020-21シーズン以降になるという見通しも伝えている。
「理由としては、フィギュアはバランスの整ったプログラムを披露する成熟したスケーターを輩出していく必要性を感じている。メディアや観衆は、選手を”アイドル”として扱いたがる現状がある。これはそのような競技のイメージの改善にも繋がる」