渋野日向子の親友・木下彩が63で急浮上 顔も似てると話題「めっちゃ言われます!」
国内女子ゴルフのフジサンケイレディス(静岡・川奈ホテルGC富士、6447ヤード、パー71)第2日は23日、24位から出た「黄金世代」の23歳・木下彩(長府製作所)が8バーディー、ノーボギーで大会コースレコードタイの「63」で回り、通算9アンダー。ホールアウト時点で暫定2位に浮上した。
女子ゴルフ・フジサンケイレディス第2日
国内女子ゴルフのフジサンケイレディス(静岡・川奈ホテルGC富士、6447ヤード、パー71)第2日は23日、24位から出た「黄金世代」の23歳・木下彩(長府製作所)が8バーディー、ノーボギーで大会コースレコードタイの「63」で回り、通算9アンダー。ホールアウト時点で暫定2位に浮上した。
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驚異の猛チャージで、木下が一気にリーダーボードの上位に浮上。「人見知り」と言う性格も忘れ、思わず冗舌になった。
「今日はショットもパットも全部良かった。いつのまにかこんなにバーディーを獲っていた感じ。特に今日に向けて変えたこともないし、急にスコアが出たのでキャディーさんとびっくりしてました。『帰り、事故るかな?』と(2人で)言っていて……気を付けて帰ります(笑)」
ショットもパットも冴えに冴えた。バーディーラッシュの幕開けは4番パー4。ここから一気に3連続でスコアを伸ばすと、8番から再び3連続でバーディーを記録した。さらに12、13番でもバーディーを積み重ね、終わってみればノーボギーで初日24位から一気に浮上した。
昨シーズンはステップ・アップ・ツアーを主戦場とし、レギュラーツアーは13試合に出場して予選通過は4試合だけ。今シーズンも開幕から4試合連続予選落ちだったが、ヤマハレディースで13位、前週のバンテリンレディス20位と浮上していた。
復調のきっかけになったのが、長尺のパター。高校の頃からイップス気味で悩んできたが、昨年夏から使い始めた。
「ずっと調子悪くて、50センチが遠く見えていました。長尺を使っている男子プロの人からも代えた方がいいと言われていたのですが、ダサイというのもあってなかなか一歩を踏み出せず……(笑)。でも、使ってみたら感覚が良くて、格好じゃないんだなと。そこから、ずっと使っています」
1998年度生まれの「黄金世代」の一人。勝みなみ、畑岡奈紗、小祝さくら、原英莉花らそうそうたるメンバーが鎬を削る世代で、渋野日向子とはプライベートでも交流する様子をSNSで明かすなど、仲が良い。
以前、渋野が「仲が良い選手」の最初に挙げていたことを問われると「私を出してくれたんですか?」と驚きながらも中学時代から渋野が岡山、木下が山口で同じ中国地方で交流があったことを明かした。
「初めまして(の時)から、ずっとしゃべってました。性格や姿も似てる? めっちゃ言われるんです! でも、そんな似とるかな? って感じ。(渋野が契約している)PINGの帽子を被ったらヤバイかな(笑)。私は『渋野』と呼んで、向こうは『あやたん』と呼んでます」
一気に黄金世代11人目となるツアー優勝も狙える位置に。しかし、本人は無欲だ。
「こんな位置にいることがないので。緊張はすると思うけど、いつも通りでいけたらいいな。あまり優勝、優勝って考えると緊張しちゃう。緊張しいなので。できなくても仕方ないという考えでいこうと思います」
(THE ANSWER編集部)